白鴉例会と『MFE 多焦点拡張』第3号を読んで話す会と入管法改悪反対デモとサカフェスとライブと『EO』と
27日、白鴉例会。18時より3作。10月の文学フリマ大阪の参加はまだ未定のままではあるが、10月締め切りで来年1月に34号を出す計画は進められるかもしれない。作品からビアリストックスというアーティストを知る。
終了後、呑み会。焼き鳥居酒屋。野菜盛り美味しかった。『EO』で驢馬は死んだりしないかと問われ、直接は死なないと答えた。
この日、白鴉例会の前に、3月に発行されたweb雑誌『MFE 多焦点拡張』第3号の合評会。というか、いまメール確認したら読んで話す会なので読書会にしとこう。「私小説とラップ」を寄稿した縁でお誘いを受けていたので、僭越ながら参加。この日のために、本文280頁以上を2日前から前日までに読破、とはいかず会場の同志社大学へ向かう途中で読破。いちおう家で読む用に全頁プリントアウトという資源の無駄遣いをしてしまったものの、持ち歩きはさすがにiPad proを頼った。たぶん特集だけ読んでおけばいいだろうなと思っていて、途中で抜けたものだから実際そうだったけれども、まあ全部読んでそれなりに自分の糧にもなっていると思う。読み進めれば読み進めるほど自分がまるで場違いだと思い知らされたものの、それぞれ、沈正明「物語に、生きている」を読んで、積みっぱなしの石沢麻依『貝に続く場所にて』を読まなければと焦燥し、姜文姫「時の流れが変える関係性の「むなしさ」──日本における韓国文学受容とチェ・ウニョン『ショウコの微笑』」を読んで『ショウコの微笑』を読み返したくなり、福岡弘彬「地下鉄乗客階級のひそやかな構成」を読んで津村記久子『アレグリアとは仕事はできない』をぽちった。私の文章についてはどういう評価だったか忘れてしまったが、皆さん大人なのでわりあい温かく迎え入れてくださった。13時にはじまって15時ぐらいに休憩に入ったタイミングで『白鴉』32号と33号をF川氏に託して中退。せっかくの同志社なので尹東柱と鄭芝溶の詩碑へ寄って、キャンパス直通の地下鉄へ。梅田でラーメン食べて例会会場へ向かったのだった。
20日には入管法改悪反対デモに参加。映画『センキョナンデス』効果で議員の演説にも注目するようになった私であった。『マイスモールランド』観た人がほとんどいなくて驚いた。ひさびさのデモだったが、はじめてまわるコースだった。ちょっと複雑なコールがあるわりに練習できず、またスピーカーの調子が悪かったのか、一部のコールがうまく聞き取れなかった。動画で見たらちゃんと聞き取れたのがよくわからない。
13日にはポエトリーリーディング練習にお付き合いいただいている人物が所属するサーカスフォーカス主催のサカフェスへ。なかなかの雨だったが、北鈴蘭台駅からだいぶ歩いた。バイクで六甲山への行き帰りによく通ったところではないか。
6月4日京セラドーム大阪でのBLACKPINKワールドツアーライブのチケットを無事に入手できたので、6月3日締め切りの原稿をますますがんばらねばならないのだった。これを終えたら存分に7月の例会に合わせて作品を仕上げ、それを34号に載せる予定。バルコニー席だが、裸眼で推しを身近に見たら目が潰れるか聖なる炎に焼かれる恐れがあるのでちょうどいい。RHYMESTERの12月予定のライブも行けるようにがんばりたい。来年2月には日本武道館ライブらしく、死ぬまでにいちどぐらいは武道館へ行ってみたい。
さいきん読み終えた本
金石範『火山島(5)』(文藝春秋)
澤田展人『ンブフルの丘』(北海道新聞社)
さいきん観た映画
『EO』(イエジー・スコリモフスキ)シネ・リーブル梅田
さいきんの舞台観賞、ライブ
『サカフェス』ソラカケル
投げ銭はかならず創作の糧にさせていただきます。よろしくお願いします。