白鴉例会とグループ校正と『オッペンハイマー』と『ゴジラ×コング──新たなる帝国』 と

 27日、白鴉例会。3作。なぜか私が司会。1000年早い所業。どうにかこうにか無事に終了。みんなこれに懲りて、このようなことはもう2度とないであろう。さいきんのSFゲームにおける(主に『Fallout4』『Detroit Become Human』)人造人間表象について語ってしまう。そのあと呑み会。ジブリ最高作は『かぐや姫の物語』だと言うと某氏に珍しがられるが、なにしろそれとトトロと魔女宅ぐらいしかまともに観た記憶がない。いまいちばん楽しみにしている映画は『ゴジラ×コング』であるとも伝える。
 そういや5月は私の番なのだが作品がない。某氏から依頼を受けている6月締め切り6000字以内(15枚)の作品を仕上げて出させてもらうか。

 4月に入ってから抑うつ状態っぽくなっていたが、7日には『白鴉』34号に向けてのグループ校正。言うなれば最終校正。11作あるので2つのグループに分け、それぞれで1ページずつ疑問点を指摘していく。拙作も何点かご指摘いただく。ちなみにタイトルは私が最長。
 いただいたご指摘を持ち帰って直したり自主的に触ったり。今回、編集後記にだいぶ時間がかかってしまった。精神衛生的に闇落ちっぽい文しか浮かばなかったため。

 そういうことでブログもまったく書かず。このため、おそらく5人いた読者も全員離れている恐れが十分にありうる。『オッペンハイマー』のこともいろいろ書きたかったことはあったのだが。「映画雑談」というPodcastや、「アフター6ジャンクション2」における宇多丸評などがよくできているのではないか。宇多丸評にかんしては書き起こし記事もありますので読んでみられるといいのではないでしょうか。『プルトニウムファイル』読んでみたい。

 最近はなんとか持ちなおしているので、先日なども『ゴジラ×コング──新たなる帝国』 を観に行けたわけですね。ゴジラといえば放射能で、たまたま『オッペンハイマー』とつながらなくもないわけですが、そこの意義とかそういうことは無視して楽しみました。もはやゴジラの餌でしかありません。いや、むしろエナジードリンクか。景気よく多種多様の怪獣が大量に出てきて、世界各国であらゆる建造物を破壊していく。まさに期待通りの出来栄えでした。やっぱりアメリカ本土には行かないんだなとかそういうことは、日本の山崎版でもあの時代の東京に上陸しといてGHQ本部には行かなかったわけですから。観てないけど。他人のことは言えません。ゴジラとコングが再会を果たしたときのじゃれあいがかわいすぎて笑いました。
 毎週楽しみにしている映画系YouTube「BLACKHOLE」の次回は『ゴジラ×コング』特集なので楽しみです。


さいきん読み終えた本
中井亜佐子『エドワード・サイード──ある批評家の残響』(書肆侃侃房)
岡真理『ガザとは何か──パレスチナを知るための緊急講義』(大和書房)
ヘルマン・ブロッホ『夢遊の人々』(下)』(ちくま文庫)14年ぶり2読目。

さいきん観た映画
『梟』(シネマート心斎橋)
『オッペンハイマー』(クリストファー・ノーラン)MOVIXあまがさき
『アリランラプソディ』(金聖雄)第七藝術劇場
『オッペンハイマー』(クリストファー・ノーラン)MOVIXあまがさき。2回目。
『フォロウィング』(クリストファー・ノーラン)シネマート心斎橋
『メメント』(クリストファー・ノーラン)テアトル梅田(旧シネ・リーブル梅田)
『ゴジラ×コング──新たなる帝国』 (アダム・ウィンガード)MOVIXあまがさき


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