33号校正とランブルスコと北杜夫と書肆山田とベケットと文学フリマと学美と
26日、17時半より『白鴉』33号のための相互校正。覚悟はしていたものの、22時前までかかる。終わったらオンライン呑み会しようという意見もあったが、21時は過ぎるだろうしなと予想して断っていたのだった。念のため、早く終わってはいけないとランブルスコ用意していたけど。けっきょくオンライン呑み会はなし。なのになぜか2杯は呑んでたけど。今回、私の作品は2作。北杜夫由来の表記はやはり突っ込まれやすい。まあな。でも好きなんだ。終了後、呑み会の話すら出ず、掲載順の相談して終わる。33号、またまた気合入りまくりの作品群を皆さまへぶちかますことになりそうである。
同日、もうすでに忘れ去られているであろう、8月に出稿した原稿の校正原稿がようやくやってきた。「私小説とラップ」。もちろん小説ではなく、批評寄りのエッセイ。当初の計画だともう世に出ているはずなのだけれど、ひょっとしたら年跨ぐかなと。見ての通りオンライン媒体です。
ちなみにVol.1に参加した『批評誌Silence』のVol.2にも参加予定です。こういった文章の経験値も上げていきたいところ。
またまた同日、書肆山田が11月末で廃業という報せ。主にベケットの本で世話になっており、今回33号に載せる作品「うまれるところ」はここから出ているベケット『伴侶』がベースとなっている(たいへん興味深い作品なので、今後もまた使うんだろうな。面白そうな論文見つけたし)。もともとこの作品を中心にしていくつかの過去作品を引っ張り出して個人誌を創って、今月20日にあった文学フリマ東京へ出品しようかという計画があって、それの表紙画を古井フラ氏に依頼していたのだが、その際にもタイトルのみお伝えすると同時にベケット『伴侶』を参考にしていただいていた。あとはヤン・ファーブルとか宇野邦一とか買ったな。重ね重ね残念。と思ったら誤報だったらしい。よかったよかった。
20日と言えばポエトリーリーディング練習でお世話になっている市氏の所属するサーカスフォーカスのライブに行ってきた。5人体制になってから初。
その前日に東大阪にて学美展大阪展。今回はいつもより照明が効果的に使われていた気がした。
さいきん読み終えた本
澁谷知美/清田隆之 編『どうして男はそうなんだろうか会議──いろいろ語り合って見えてきた「これからの男」のこと』(筑摩書房)
郡山吉江『しかし語らねばならない──女・底辺・社会運動』(共和国)
さいきん観た映画
『RRR』(S.S.ラージャマウリ)なんばパークスシネマ
『犯罪都市── THE ROUNDUP』(イ・サンヨン)TOHOシネマズ梅田
さいきん行った展覧会
「在日朝鮮学生美術展 大阪展」(東大阪市民美術センター)
投げ銭はかならず創作の糧にさせていただきます。よろしくお願いします。