『babel』4号外部合評と深沢夏衣とジャン=リュック・ナンシーと『白鴉』32号編集開始と

 先月末、大阪文学学校の教室にて『babel』4号の外部合評。外部の人はオンラインで参加、同人は教室に来るかオンラインの選択制。結果、同人は私を含めた3人が教室、2人がオンライン。外部からは2名。ちなみに白鴉では掲載者以外、同人も外部も来なかったという、伝説の外部合評会があります。
 終了後、今後について話し合い。とりあえず私は5月に新作の詩を用意しておくことに。がんばろう。

 今月に入ってから本に対する物欲が爆発しており、過去に金村詩恩氏からお勧めいただいた『深沢夏衣作品集』(新幹社)をはじめとして、書店名は伏せますが、某ジュンK堂書店O阪本店3階の糞みたいな棚にひっそりと挿されていた『朝鮮籍とは何か』(明石書店)を救い出し、なぜか置くようになっていた古書から、ずっと探し求めていた別役実『ベケットと「いじめ」──ドラマツルギーの現在』(岩波書店)を買い、ずっと読みたかった小柏裕俊『モンタージュ小説論──文学的モンタージュの機能と様態』(水声社)を買い、愚銀こと林浩治氏に紹介されてこれから役立ちそうだと『【新版】韓国 朝鮮を知る事典』(平凡社)と、岡和田晃氏が文学と思想を架橋する雑誌として紹介していて、なおかつ昔から根拠なく好きだったジャン=リュック・ナンシーを特集している『多様体』2号(月曜社)を買うという、なかなかとんでもないことをしていて、今後は自粛しようと、『ひきこもり図書館──部屋から出られない人のための12の物語』(毎日新聞出版)なるアンソロジーとイェリネク『光のない。』白水Uブックス入りを気にしながら考えている。そういや私の作品を称して「ひきこもり文学」なんて言ってた人がいたな。

 今月に入ってから『白鴉』32号の編集が進みはじめている。作品の校生をすこしがんばりすぎて恨まれているかもしれない。まあでも3日ぐらいにデータ渡したし、なんとかなると信じていたい。


さいきん読み終えた本
ZEEBRA『ジブラの日本語ラップメソッド』(文響社)
紅野謙介/内藤千珠子/成田龍一 編『〈戦後文学〉の現在形』(平凡社)
『babel』第4号

さいきん観た映画
『ヒッチャー』(ロバート・ハーモン)シネマート心斎橋
『KCIA──南山の部長たち』(ウ・ミンホ)シネマート心斎橋
『私をくいとめて』(大九明子)テアトル梅田
『おらおらでひとりいぐも』(沖田修一)塚口サンサン劇場
『ミセス・ノイズィ』(天野千尋)通算2回目。第七藝術劇場
『ロックンロール・ストリップ』(木下半太)第七藝術劇場
『Swallow/スワロウ』(カーロ・ミラベラ・デイビス)シネマート心斎橋
『スタントウーマン──ハリウッドの知られざるヒーローたち』(エイプリル・ライト)MOVIX尼崎

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