【読書】町工場の娘/諏訪貴子
2014年12月18日
自分の親が、なんの前触れもなく「余命4日」と宣告されたら、それだけでももの凄いショックを受けるでしょう。
しかもその親は、中小企業の社長で、少なからず社員を抱え、一人で切り盛りしていて後継者については何も決まっていない、としたらパニックになってもおかしくないと思います。
この本はそんなエピソードから始まります。
著者の諏訪さんは、東京都大田区にある「ダイヤ精機」の社長です。急死された父親の跡を急遽継ぐことになり、試行錯誤しならが会社を立て直してこ