見出し画像

いつからだろう。女を嫌いになったのは…

女の子のことを嫌いになったタイミングは、たぶん高校1年生のときだ。
※もちろんすべての女性のことが嫌いなわけではないです。

これは「あんなにも残酷なことをされたら、それは女を嫌いになるわ」という僕の体験談だ。

当時の僕


当時は、高校入学したての時期だった。
僕は学校の中で「陰キャ」と分類される枠組みにいた。当時は、もちろんバキバキ童貞だ。
おっとりした性格で、身長はそこそこあったが体が細かったことや眼鏡をかけていたこともあり、弱々しく見えていたと思う。
高校1年生の入学のタイミングで友達をうまく作れなかった。正しくは、最初は仲良かった友達だと思っていたグループにハブられた。ハブられるという経験をここで初めてした。

入学した当初の高校生活で、最初は一人行動が寂しく他の人からの目も気になり、自分が惨めに思えていた。学校に通うのが辛かった。
ただ、他の人の目を気にせずに一人でも生きていける能力がここで身についたと思うとよい経験だったと思う。

仲良くなった信頼できる女の子


そんな友達ゼロの僕に、高校の席が近くなって仲良くなった女の子がいた。
この記事ではその女の子のことを「A子」としよう。
A子は女子の中で1~2軍のような存在の子でなぜか会話の歯車があったようで結構話をした。
学校では時々会話し、夜にはLINEでもやり取りをしていたほどだ。ちなみに、LINEのやりとりは毎日していた。

そのような日々を送る中で、僕はA子のことをとても信頼しきっていた。
仲のいい友達だと思っていた。

高校生は思春期であるため、エッチなことに興味があり、えっちな中でも控えめな話をA子ともしていたのを覚えている。
ただ、ある日、僕は過ちを犯した。翌日にはこんなことになるとは思ってもいなかった。

僕は、その信頼しきっていた女の子とLINEでの会話で、冗談交じりで「●●(エロ系の内容)されるのが好き」と結構込み入った内容の話をしてしまったのだ。もちろんそのようなエロ系のことをされたことはないので、妄想上の話だが。

その翌日に学校に行き知ったのだが、A子に送った「●●(エロ系の内容)されるのが好き」というLINEのスクショが学校全体に拡散されていた。
A子は僕からのLINEが相当嫌だったのか、キモかったのか、女の子同士の話のネタにしたかったのか、それとも僕のことを学校から消そうとしたのか、どういう意図で僕のLINEを学校中に拡散したのかは未だにわからない。

それからは地獄の日々だった。


ただでさえ、入学当初友達にハブられ学校での肩身が狭い僕に、さらに学校でいづらくなる追い打ちがかかったのだ。さらに、その追い打ちをかけたのが、仲が良いと思って最も信頼しきっていた友達のA子だったのもさらに傷ついた。
僕の高校の入学にはそこそこの学力が必要だったため、頑張って中学生の時に勉強してやっとの思いで入学したのに、入学当初からこれは本当に地獄だ。

この事象は、エロ系の話を拡散されたということもあり、もちろん親や先生には相談できない。おそらく先生は知っていたかもしれないがナイーブな内容であるため、触れてこなかった。

そんな「信頼しきっていたA子の裏切り」「学校での僕への悪い評判・周りからのキモいやつをみるような目線」「誰も相談できる人がいなかった」といった3重苦を経験した。

当時の僕は高校に行くのが辛すぎて、不登校になるか自殺するかを本気で悩んでいた。
不登校になるのは自分の未来への不安と両親への心配を考慮し食いとどまった。自殺は本気で何回か考えた。ただそれも今まで育ててきてくれた両親へ申し訳ない気持ちになり食いとどまった。
学校に行くだけで、恥ずかしい、楽しくない、辛いといった感情を抱えて学校に登校していた。数ヵ月経過すると噂もなくなり、少しは気が楽になったが、まさにデジタルタトゥーを高校1年生の序盤にして、スマホを持ち始めて1~2か月ほどで経験した。
あんなに人生において悪い方向に強烈な影響を与えた出来事はいつだって忘れられえない。

なんでこうなったんだろう


「なんでこうなったんだろう」と何度自問自答したことか。

事の発端は、僕がどれだけ信頼しきっていた仲の良いA子でも「●●(エロ系の内容)されるのが好き」というLINEを僕がA子に送ったことが悪い。これは自分でも自覚はある。
ただ、スマホを持って2か月、デジタルタトゥーなんて言葉も知らなければ、あんな裏切りをA子にされると想像すらできなかった高校一年生の僕。自分に甘いように聞こえるかもしれないが、それは、大目に見て許してあげたいところだ。

この事件の最大の元凶は、仲良くなって僕が信頼しきっていたA子がLINEのスクショを突然学校全体にバラまいたことではないか。
僕は何回考えてもそこに行きついた。
本当に、いまだにA子の目的はわからない。ただ、1~2軍のA子が僕のような1人ぼっちの陰キャに話かけたり、コミュニケーションをとっていた時点で、今客観的に考えると、僕のことをおもちゃにしたかったんだなと思えてくる。

この経験談をきっかけに、女のことを嫌うようになった。
※もちろんすべての女性のことが嫌いなわけではないです。

事件以降、A子との関係


この事件以降、A子とは一言も話していない。話すはずもない。
僕はいつか復讐するチャンスがあれば、復讐をすると思う。
例えば、”A子が家庭を持っていたとして、A子が不倫していたらその証拠を掴んでA子の家庭を壊す”なんてことは余裕でするだろう。
それ以上に当時の僕はダメージを負ったのだから…


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?