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「決算整理仕訳を取り消す」って「何もなくなる」わけじゃないんだ。

4月1日に決算整理仕訳を取り消す(再振替仕訳の説明)っていう作業、「取り消す」って
言い方でなんかゼロリセットになるみたいなイメージしてしまってたんだけど「何もなくなる」わけじゃないんだ。

例えば4月度(3/21~4/20)の給料のうち3月に働いた分(3/21~3/31)を決算で

給料 30  未払給料 30

とやったら、4/1に再振替仕訳で

未払給料 30 給料 30

とやって、これが「決算整理仕訳を取り消す」なんだけど、
これで「給料」っていう費用がマイナススタート(マイナス30円からスタート)になるんだね
(未払給料はゼロリセットになる)

30円(3/21~31の給料)は3/31決算時に費用(給料)に計上してるので
4/25に4月度の給料100円支払われたときに

給料 100 現金 100

とやれば、給料には再振替でマイナススタートになった貸方30円があるから
この時点での費用(給料)は70円てことになるんだ

費用を正しい期に計上するためにやることなんだ。
うまくできてるなあ…

減価償却のところでも説明があった、「減価償却累計額が大事なんじゃなくて、費用計上が大事。正しく費用計上するためにやっていること」
がすごいわかりやすかった。
で、毎年費用計上してきた額を、減価償却累計額にためていくだけ。

ふくしま先生の動画まじでわかりやすい!3級のときはしらんくてみてなかったんだけど、リストに3級範囲の動画あったから見たけどわかりやすかった

<ふくしままさゆき 簿記2級 商業簿記>

<ふくしままさゆき 簿記2級 工業簿記>

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