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8月6日、礼拝メッセージ「急いで降りて来なさい」

今日は仕事のために礼拝には行けませんでしたが、仕事に行く移動中にオンラインで聞けました。

今日の礼拝メッセージは関西学院大学人間福祉学部教授・宗教主事、嶺重淑先生がルカによる福音書19章1~10節より、「急いで降りて来なさい」という宣教タイトルでしてくださいました。

私が通う神戸バプテスト教会は昨年9月から無牧師になりましたが、9月からは新しい牧師牧師先生が来られます。
この1年の無牧師期間に嶺重先生は10回も宣教してくださり感謝です。

この聖書箇所は、エルサレムへの旅の途上、主イエスがエリコの町を訪れたとき、ザアカイも主イエスに興味を覚え、見てみたいと思ったようです。
しかし、彼は背が低かったために群衆に遮られて主イエスの姿を見ることができなかったので、先回りしていちじく桑の木に登り、主イエスを覗きこもうとしました。
しかし主イエスは木の上のザアカイを認め、「急いで降りて来なさい」と呼びかけます。そこで彼は、急いで木から降りて来て主イエスを迎え、さらに財産の半分を貧しい人に与え、騙し取った人には十分に償いをすると宣言しました。奪い取る者から与える者へ、主イエスとの出会いを通して彼は生まれ変わったのです。
ザアカイの決意を聞いた主イエスは「今日、救いがこの家を訪れた」と宣言しますが、それは何より彼が主イエスとの出会いの機会をしっかりとつかみ取ったからですと嶺重先生。

それぞれの人生の歩みにおいて私たちは多くの「出会い」を経験しますが、その「出会い」がその人の人生に決定的な影響を与えることもあります。あの徴税人ザアカイも「出会い」によって人生を変えられた一人であったと嶺重先生。

初めザアカイは救われたいというより、好奇心でイエス様を見たいと思ったようです。
しかし、イエス様の呼びかけでザアカイは驚き、感激し、心を開き、イエス様を喜び受け入れました。
イエス様はザアカイの心を良くご存知だったので、「急いで降りて来なさい」という呼びかけになったのだと嶺重先生はおっしゃいます。

人の心の動きや出会いにはタイミングがあります。
そのタイミングを外すとチャンスは二度と訪れないかもしれません。
自分の心の動き、出会いのタイミングを感じたら、迷わず、イエス様に「急いで降りて来なさい」と言われたと思い、急いでイエス様の元に駆け寄りたいですね。
そのタイミングを逃すことがないように、聖霊様の導きによって、守ってください。


礼拝で歌われた賛美歌は
「球根の中には」

皆さまの1週間が守られますように🍀

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