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#8 早生まれの1番最後

年が明けると私はソワソワする。

「あ、誕生日まで後3ヶ月!!」心の中で自分の誕生日までのカウントダウンが始まる。

自己紹介で、誕生日を言った後の大体のテンプレがこれ。

「早生まれの1番最後です(笑)」

この一言を、加えるだけで掴みはOK。後は、ちょうどエープリルフールと重なっているので、年齢をちょっとサバ読むという、なんともくだらない、だが誰も傷付けない嘘をつく(午前中限定)

ほとんどの人からは、「年を取るのが遅くていいな」「まだ、〇〇歳なの!!いいじゃん」と言われる。確かに20歳を越えれば、「まだ若くいられるしいいや」という気になれるが、子どもの頃は少々心に引っかかるものがあった。


その1         周りに置いてかれないようにしないと

同じ学年の1番早い誕生日の子とは実質1年違う事になる。

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/shugaku/detail/1422233.htm

↑(文科省HP参照)

ある程度成長すればあまり関係無いが、幼少期を振り返ると毎日必死だったなと思う。1年の差とは、たった1年と思うがされど1年。赤ちゃんに例えるなら、ついさっき生まれたばかりの子と、つたい歩きから1人で歩ける様になる子が一緒となる。そう考えるといかに差が大きいか分かるだろう。さらに、どちらかというと不器用で飲み込みの遅いタイプの私からすれば、フルコンボ、人生ハードモードとも言える。

その2    ちょっとおかしいよ、日本の制度

これに関しては自治体によっても違うので一概にはいえないが、制度によっては年齢で制限かけて欲しいなと思うものがいくつかある。1つは医療費控除。私の住んでいる自治体では、当時中学卒業まで医療費が無料だった。中学卒業というと、14歳。中学卒業当時私は13歳。早生まれの為丸々1年早くに払いはじめました。もう1つは、年金。こちらも4月分から払えばいいものだと思っていたら、なんと3月分から納めてます。これは参照先を見て貰えば分かるが簡単にいうと「4月1日生まれは3月31日生まれに含まれるよ。だから3月分も納めてね。」という事である。こうもなると、「あれ私の誕生日とは」となる。どこかのお偉いさん。もしこの記事を見ていたら、早生まれにも寄り添った制度づくり宜しくお願いします。

他にも挙げるとキリがないが、誕生日のおかげで会話が弾む事もあるし覚えてもらいやすいので、デメリットばかりではない。今年も後3週間ぐらいで、1つ年をとる。あれ?今年で何歳だっけ??

年齢なんて関係無いよね、ただの数字だから

(↑これ、私が推しているグループのあるメンバーの考え方)


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