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オンライン大会の落とし穴

 少しずつ自粛が解禁されてきて、生活のリズムが戻りつつあります。とりあえず子供たちが学校に行くようになったので、昼食の準備や勉強の進捗チェックなどの手間がなくなって一息。

 自分的にも一人カフェは解禁、あとはスポーツジムとジムバトルですが、この二つはまだしばらくは我慢になりそう。運動量が激減した割にお菓子は食べ続けているので、ジム行きたいんですけどね。

 さてポケカ的には対面しての対戦はショップのジムバトルに任せて、オンラインをメインに活動中です。先日うんざりオンラインはSkypeからDiscordに移行したのですが、そこで気づいたことから、今後開催が決まっている(公式の「リモートポケカ交流大会」、オールフレンズポケカ、PJNOなど)オンラインの大会について思うことをメモしておきます。

機器のセッティング

 ほとんどの人が以前のSkypeでのうんざりに参加してくださった方でした、つまりSkypeでは問題なく対戦できていたのです。しかし、何人かはDiscordにした途端に通信などに問題が生じてしまいました。声が途切れてしまったり、凍ってしまったり・・・。しかも原因が全くわからない。

 さらにはある人とは普通に対戦できるのに、別の人との通信がうまくいかないという組み合わせ問題も生じました。こちらもなんとなく傾向があるようなのですが、同じセッティングでもうまく行く人もいるし・・・という感じではっきりしません。

予想外のトラブルはかなり起こりうる

 個人のセッティングは様々です。手持ちの機器をうまく組み合わせることで対戦可能となるところがオンライン対戦のいいところだったと思うのですが、それを大人数で共通のシステムで動かそうとすると、そこがネックになるかもしれません。

 無線か有線か、光かそれ以外か、PCかタブレットかスマホか、アプリなのかブラウザなのか、カメラは外付けwebカメラかスマホ代用か、マイクはコンピュータ付属のものかカメラ付属かスマホ経由かヘッドセットか、本当に機器のセッティングはパターンが多すぎて、原因の特定が非常に難しいです。

 解決しようにも運営の人がそれぞれのセッティングをチェックしに行くわけにもいかず、本人次第となります。詳しい友人がいれば当日までになんとかなるかもしれませんが、相手との相性があるとするとそれは事前に調べることができません。

 Discordはゲームの配信や共同プレイなどで長い間使われてきたので、使用経験ある人多いと思うのですが、ポケカの対戦でも必ずうまく行くとは限らないと思ったほうがいいと思います。

 事前のテストを強くお勧めします。

カメラなども人それぞれ

 上と重なりますが、カメラの設置方法も人によりかなり違います。僕もいろんな人の画面を覗いてますが(運営なので)、現物がそこにあるかのように綺麗な画面の人もいますし、文字はおろか画像もかなり朧げな人もいます。

 また画面に写っている範囲もプレマ全体+手札までしっかり写るようにしている人もいれば、バトル場以外よく見えないという方もいらっしゃいます。光の反射具合もほんと人それぞれです。

 それでも交流会なら、それはお互い気を利かせたり、聞き合うことで疑問を解決したりすることができますが、見知らぬガチ勢相手ではどうでしょうか?トラブルの原因になり得ると思います。

 標準的なセッティングの基準、画面に写すべき範囲などを規定し、しっかり周知した方が良いように思います。

イカサマ問題

 僕個人の結論は「イカサマはどうやっても防げない」(本日この後発表されるはずのSWITCHポケカ来るまで)、です。そのことにより、気持ちよく対戦するのが非常に難しい気がします。

 普通に対面で対戦していても、相手に神引きをされた時、微妙な気持ちになりますよね。ましてお互いカットができない、画面の外は見ることができない、相手はよく知らない人、という状況だとすると・・・。

 一方で、自分が神引きしてしまった時も、相当居心地悪いと思うんですよね。相手が明るく「それは強い」と言ってくれればいいですが、無言で画面切られたりしたら・・・。すでに小規模な大会でも配信の特定のシーンを晒されたりすることがある状況を考えると、無駄にドキドキすることになるかもしれない。

 交流会などならば、そこまで勝ちにこだわる必要も理由もないので、「いやぁブン回ってすみません」で明るく終われるんですけど。

覚悟は必要

 こんなふうに書いていると、そう言った大会をディスっているように見えるのですが、そうではありません。オールフレンズポケカやPJNOを企画・運営される皆さんは素晴らしい方々ですし、このようなTCGに逆風が吹いている中でこのように皆がエキサイトできる企画を立ててくださるパワーには本当に頭が下がります。

 なので、むしろ参加者の方にオンライン大会の素晴らしさと一緒に限界のことも理解しておいてもらいたいという気持ちです。それぞれの方が大会を成功させようという気持ちがないと、本当にちょっとしたことで嫌な思い出になりうると思うのです。

 運営の方にできることは限られています。大会の成功はどちらかというと参加者の方にかかっていると思います。

 オールフレンズの方では先週テストの会を開催されていましたが、オンライン大会に参加予定の方は事前になんらかのオンライン対戦会に参加しておいた方がいいと思います。

何はともあれ

 主催者の皆さんは、本当大会終了までずっと胃が痛い思いをされると思いますが、無理をなさらないで欲しいなと思います。いろいろあるでしょうが、参加者の皆さんが「ああ楽しかった」と呟くことで全て報われると思います。それぞれの大会が無事終了することを願って止みません。

 

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