5分日記 2020.6.30 「無心」 (646字)
朝起きて、職場に着くまでの間はただただ無心に過ごした。仕事中は仕事のことだけを考えた。仕事を終え、帰りの電車の中でも特に何かを考えることもなく、ただ車内で揺れに身を任せて過ごしていた。
何も考えていないと書いたけど、ぼんやりと小説のことを考えていたように思う。今、書いている小説はいくつかあるけど、どれも総文字数にして5万字程度になる想定の中編ばかりだ。考えていたのは、もっと長い作品のことだった。以前書いていたような長編、それもテーマ性の強いハードSFについて考えていた。
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