おちこぼれ的郵便局で国債を買うまでの話

前回の投稿からもう半年が経ってしまいました…。
少し前にTwitterで郵便局めぐりとかの話題の延長で国債の話が出たので書いてみようと思います。

国債を買うといっても、あくまで郵便局(ゆうちょ銀行)で買う場合の話でして、普通に国債を買いたい人は証券会社とかで買った方が良いと思います。まとまった金額がある方はそれこそ現金プレゼントキャンペーンとかもやっているようですし。
あと、郵便局で国債を買うのはめちゃくちゃ面倒くさいです()

郵便局で国債を買うメリット

そんなものはない(ぉぃ

最近は滅多に押されることがなくなってしまいましたが、郵便貯金の通帳が縦型(本みたいなタイプ)だった時代の通常貯金や、郵政公社の頃ぐらいまでは定額定期貯金の証書に主務者印と呼ばれる「○○郵便局長印」という赤い長方形のハンコを押されていました。(今でも非課税・いわゆるマル(優)の定額定期貯金は押すらしいです。)

で、郵便局で国債を買うと「国債等振替口座加入通帳」という青い通帳が手に入るのですが、課税扱いでもこれには今でも主務者印を押してもらえるのです!

これが「国債等振替口座加入通帳」。
「副印鑑を廃止します」チラシにちっさく描かれているのを見たことある人もいるかも。

あとはまぁ利子が通常貯金に入金されるので使い勝手が良い…いやでもATMで硬貨を下ろすと手数料が取られる時代なので微妙ですが…
ただまぁ、この記事を読む人は平日9時~16時に昼飯も忘れて郵便局を回る方が多いと思いますので、時間を見つけてチ60045・通常貯金払戻請求書を記入して硬貨を下ろしましょう()

郵便局で国債を買った場合の流れ

郵便局で国債を買うというか、「国債等振替口座加入通帳」を入手して主務者印を手に入れるまでの道は結構複雑です。

この記事を読んでいる方はすでに(あの郵便局の主務者印を集めたい…)という方もいるかもしれませんが、初回購入では好きな郵便局の主務者印を押してもらう事はできません。
ただ、所管の貯金事務センターの主務者印が押されるのでむしろウルトラレアなんですが…。
なので、主務者印を集めたい局があるなら最低2回は国債を買う必要があります(爆

初回の国債購入の流れ

募集期間に郵便局で購入(募集申込み)をする→
購入代金引落日(通常申し込んだ翌月1日)に引き落とされる→
国債が発行されると簡易書留で所管の貯金事務センターから通帳が届き、貯金事務センターの主務者印が押されている。

2回目以降の国債購入の流れ

募集期間に郵便局で購入(募集申込み)をする→
購入代金引落日(通常申し込んだ翌月1日)に引き落とされる→
発行日以降に郵便局に持参すると記帳され、【要注意】取扱店欄には申込をした郵便局の局所コードが印字され、記帳した郵便局の主務者印が押される

つまり、申込した局と記帳した局が違えば、印字されるコードの局と押される主務者印の局は一致しない事になります。申込した局を再訪して記帳すれば一致します。

おちフル・前原仁菜ちゃんの誕生日(7/7)に小金井前原五局(00590)で申込みをし、
後日同局を再訪して記帳した場合。

逆に、遠方の何度も行くのは難しい局の主務者印が欲しい場合、予め近隣の郵便局などで購入を済ませておき、記帳するのを温めておくのも考えた方がよいと思います。

余談 (移管のケース)

「国債等振替口座加入通帳」を作ったから、主務者印を集めつつ、ついでに他行で持ってる国債もゆうちょ銀行へ移管して集約したいな~って場合は、郵便局で最初の国債購入をして通帳が届いた段階で移管したいと思っている全てを移管しておきましょう

移管が完了した場合は「それを好きな時に郵便局に記帳しに行く」、かと思いきや、「移管された国債が記入された新しい通帳が所管の貯金事務センターで発行され、希望する郵便局で今の通帳と引換」というまさかの展開を迎えますので、主務者印を集め始めたのに回収されてしまった…とならないように先に終えましょう。

他行から移管してきた国債。
取扱店は21990、ゆうちょ銀行名古屋貯金事務センターの主務者印。

ちなみに、国債等振替口座は単体で開設も可能らしく、開設だけして他行から移管してくる手もありますが、単体での開設は手数料が必要で、郵便局で国債を購入するのと一緒に開設する場合は無料で開設できます。

今日のまとめ

とりあえず、主に郵便局めぐりをなどをしている人向けに国債を買うまでのアレコレを書いてみました。
購入書類の書き方とかも紹介できれば…と思っています。

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