第153回九州地区高等学校野球長崎大会3回戦大崎vs小浜
2023年9月30日(土) 9時57分~11時42分
長崎県営野球場
対戦相手は2回戦で甲子園常連の長崎商を破り勢いに乗る小浜。清水大崎は初顔合わせとなります
大崎は2回戦に続いて川口選手(2年)が先発マウンドへ上がります。
先攻の大崎は小浜荒木投手の巧みな投球術で無安打、出塁することもできずに打線は攻略の糸口を見つける事ができません。
一方後攻の小浜も3回まで大崎の攻守と川口選手の粘投で無得点に封じ込められ、序盤は両投手ともにテンポの良い投手戦で始まります。
小浜は川口投手の直球に狙いを定め逆方向への打撃に徹し、4回裏 先頭打者が安打で出塁、 後続も連打と1四球で先制点を奪われます。
続く5回裏も小浜は1安打2四球と川口選手を攻め1点を追加、2対0と小浜優位に試合を進められます。
6回まで無安打、出塁もしていなかった大崎打線
7回表 先頭1番打者樋口選手(2年)がチーム待望の初安打で出塁。
5回裏から川口投手から継投した前川響選手(1年)の犠打で一死2塁とすると、樋口選手が相手のワイルドピッチですかさず3塁へ進塁。
3番塚野選手(2年)が四球を選び、すかさず盗塁して一死 2,3塁と好機を広げます。
迎えた4番前川大洋選手(2年)が外野への犠飛打で反撃開始となる1点を返して1ー2と1点差へ。
続く5番打者 坂元選手(2年)が三遊間を抜く左前適時打で塚野選手が生還して2ー2の同点に追い付き、ようやく試合を振り出しに戻します。
5回二死から登板した前川響選手のテンポ良い投球が大崎打線に相乗効果を与えます。
迎えた8回表釣谷選手(1年)が内野安打で出塁すると、9番井関選手も敵失で出塁、続く1番樋口選手が適時打を放ち、3ー2と勝ち越しに成功!!
その後も打線がつながり貴重な追加点も入り4対2と相手を突き放します。
9回裏小浜は先頭打者が死球で出塁し、無死1塁としましたが後続は併殺打、最後の打者が三塁ゴロで試合終了。
大崎は小浜荒木投手を中盤6回まで打ちあぐねましたが、終盤に効果的な走攻を見せて見事に逆転。
守っては内野陣が3併殺で相手の好機の目を摘み取り、先発川口投手からマウンドを任された1年生前川響投手は、5回途中から9回まで零封無安打与四死球1、最速139kの直球と変化球の安定した投球を見せました。
準々決勝戦は10月7日(土)12時30分から県営野球場で、壱岐商業・対馬・上対馬の3校連合と対戦します。
皆様方の応援よろしくお願い致します。
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