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第106回全国高等学校野球選手権長崎大会準決勝大崎vs創成館

5年連続夏選手権長崎大会4強入りを果たした大崎
第1、2シード校が早々と姿を消す混沌とした長崎大会大崎は準決勝で昨年に次ぎ昨年覇者の創成館と再び因縁の対決へ
大崎野球部員48名に対し、創成館部員の103名は大崎全校生徒数を上回る部員数。
相手応援スタンドには500名を越える生徒達が詰めかけ、一方の大崎も控え部員、全校生徒と父兄からの大声援でフィールド選手達を後押しする

5年連続4強入り 長崎新聞



4強 佐世保地区公立2校
準決勝試合展望 長崎新聞

試合開始 2024年7月27日(土) 13:05~
天候 晴れ 気温35℃
先攻 創成館 先発:村田投手①
後攻 大崎  先発:川口投手①

試合開始 大崎vs創成館

1回表 
創成館攻撃
先頭打者をフルカウントから歩かせ、2番主将向段がレフト前ヒットで無死1,2塁とされ、4番上田にセンター前へ運ばれ1点を献上

1回裏
大崎攻撃
1番福田大選手はフルカウントの末、対象的に三振
3番塚野選手が選んで歩いた後、盗塁成功し二死2塁と追い付く好機に4番林田は凡退し得点ならず

2,3,4回表
大崎守備
先発川口選手の投球は安定し始め無得点で切り抜ける
センター島内選手も大きな飛球がレフト方向へ強い風で流されるのをダイビングキャッチするファインプレー!守備から攻撃へのリズムに繋げたいところ

3回裏
大崎攻撃
ここまで無安打と沈黙していた打線、一死から9番岩崎優選手が鮮やかなレフト前への流し打ちで初ヒット
その後二死で走者が1番福田大選手に入れ替わり、盗塁成功、送球がそれる間に一気に三塁へ到達
2番樋口選手が四球を選び、二死1,3塁の好機に3番主将塚野選手が打席に立つ大きな好機
サインはダブルスチール
一塁走者がスタート切り、捕手が二塁へ送球したがセカンドが送球を手前でカットし、三塁へ送球
飛び出していた三塁走者は無情にもタッチアウト…
再び好機を逸し得点ならず

4回裏
大崎攻撃
二死から5番池田選手がセンター前ヒットで出塁、6番、7番が連続四球で満塁と得点のチャンスに回ってきた8番2年中村選手はあえなくショートゴロに倒れ三者残塁と三度の好機を活かせず…
ここまで相手投手もボール先行し、大崎打線も捉え始めて流れは大崎に来ているが決定打が出ない

5回表
創成館攻撃
傾きかけていた流れは大崎守備の失策により、再び相手へ渡りこの回はノーヒットで1得点を奪われ
0対2と点差を広げられる苦しい展開

6回表
創成館攻撃
先頭打者4番上田に2本目のヒットを打たれ、一死2塁から7番森友にこの日初の左中間二塁適時打を浴びる
大きな追加点が入り0対3とさらに点差を広げられる

6回裏
大崎攻撃
この回から創成館継投の右奥田投手に対し、4番林田選手がショート深い当たりの内野安打で出塁
続く5番池田選手が犠打で得点圏へ走者を進め好機を作るが、6番川口選手、7番島内選手があえなく倒れて再三スコアリングポジションまで走者を進めるも得点を奪えず…

7,8,9回表
創成館攻撃
粘り強い投球を続ける川口選手は直球とカットボール、スライダーの打たれて取る持ち前の投球で創成館打線を翻弄。
終盤の3回はわずか1安打に封じ込める安定ぶりで味方攻撃陣の奮起を促す!
※後日判明 : 川口選手は交代を打診されるも続投を志願し被安打6、9回109球の完投だった


最終回裏
大崎攻撃
ここまで零封されてきた選手達に清水監督から円陣で最後のゲキが飛び、選手達を鼓舞する
一死6番ここまで投げきってきた川口選手が、絶対に負けられないと気迫の一塁ヘッドスライディングで内野安打を放ち、相手敵失で三塁まで進んだ後、8番2年中村が内野を抜けるセンター前適時打で1点をもぎ取る!
1対3とし、なお二死一塁で創成館守備はマウンドへ集まりピンチ
大崎は一気攻勢に仕掛けていきたい場面で9番岩崎優選手に替えて代打2年前川響選手
期待の高まる打席で最後は右横手から投じられた球を見逃して判定はストライク…
バッター三振でスリーアウト
1対3 試合終了

試合終了 大崎1-3創成館
試合終了後

昨年覇者の創成館に
2年連続で決勝進出をかけて臨みましたが、くしくも去年と同じ1対3のスコアで涙をのみました

投げてはエース川口選手
9回109球、被安打5、失点3の粘り強い投球

打線は相手創成館を上回る6安打
9回裏の気迫のこもった攻撃は胸を打たれました

(最後に)
新チームの試合を春から心待ちに
春大会、NHK杯県大会ともにまさかの初戦敗退…
これまで2大会をスタンドへ行って応援しなかったことはなかったので残念な気持ちでいました
そして夏選手権大会は一試合でも多く後輩たちのプレーを見届けたいという気持ちもあり、3回戦から準決勝まで3試合をスタンドで観戦することができ、きびきびとした動きやはつらつとした大崎野球を堪能することができました。
3年生が引退した後は、新チーム始動は8月から新人戦として始まります
夏前まで佐世保地区レベルは低いとも評されていましたが、選手権大会では予想を覆すような佐世保地区の活躍ぶりが目に付き、清峰がノーシードから決勝まで勝ち上がる躍動は見事です
大崎新チームもまずは佐世保地区の他校を圧倒し、秋県大会~九州大会、春のセンバツ甲子園出場を目指して欲しいと思います

大崎1-3創成館


長崎新聞 7/28



決勝戦 創成館-清峰






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