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第71回NHK杯長崎県高等学校野球長崎県大会決勝vs鎮西学院❤️‍🔥

NHK杯長崎県大会での大崎高校決勝進出は第12回大会以来、実に59年ぶりとなります。
今大会の準々決勝相手は海星、準決勝長崎日大
センバツ甲子園へ長崎県勢初のW出場を果たした両校に対し、いずれも勝利して決勝戦へ駒を進めてきました。
59年前、決勝戦の相手海星に対し惜しくも敗れて優勝を逃しており、現大崎選手達が悲願の初優勝を目指して戦います。

スターティングオーダー 準決勝に次いで打順変更


大崎先発は中3日で登板となった野口惺恩投手がマウンドへ上がります。
攻撃は堀江を9番へ下げて、山口以降の打順が繰り上がった形、準決勝とほぼ同じ打順。
後攻の大崎は走者を出すものの、好機に決定打が出ず両チームともに序盤は得点を上げることができません。
迎えた3回裏大崎の攻撃、9番へ下がって当たりを取り戻しつつある堀江が鋭い当たりの中前打で出塁するとすかさず二盗を決めます。
1番山口莉貢が左前打、2番中村の四球で無死満塁、3番 川原が四球を選び押し出しで先制します。
その後、一死満塁と続く好機に5番塚野が左前適時打で2点目、続く6番杉本が中犠飛打を放ち三塁から激走した宮原が一気に本塁へ突入し本塁生還。この回一挙3点を上げ主導権を握ります。
4回表、相手右打者へ左ポール直撃のソロHRを打たれます。3 - 1と点差を縮められます。

宮原選手が三塁へ激走!
9番堀江が二遊間を鋭く抜く中安打

4回裏大崎は8番野口凛からの攻撃、球を良く見極めて四球を選び出塁、9番堀江がしっかりと一前犠打を決めて一死2塁。
1番山口が球足の早い中前適時打を放ち、野口凛が快足を飛ばして二塁から本塁へ突入し生還。
4 - 1と再び点差を広げます。
中盤から相手投手も継投に入り、緩急を織り交ぜた投球で大崎打線に的を絞らせません。
大崎先発野口惺恩投手は制球が定まらず、球数を要する場面や甘く入った球を痛打され走者を背負うなど苦しい投球が終盤まで続きましたが、9回は代打に対して気迫のこもった140kmの直球を投げ込み、後続を無失点で絶ちました。

気迫のこもった投球 野口惺恩投手
9回守備 一塁手がゴロをさばく

試合は両校とも追加点が入らないまま9回を迎え4 - 1で大崎がリードしたまま試合は終了。
野口惺恩投手は9回完投 1失点 奪三振5  被安打7  与四球2の投球で勝利に導きました。 
守備陣は失策1でしたが、好プレーもあり固い守りで攻撃へのリズムを作り出しました。
攻撃陣は長打こそありませんでしたが、6安打4得点 犠打3個、4盗塁、残塁6と少なく小技や足を絡めた効果的な攻撃が印象的でした。


🔴 🎌NHK杯長崎県大会初制覇🏆
59年前に大先輩達が決勝戦でなし得なかった勝利に導き、選手達は偉業を成し遂げました。
佐世保地区からの優勝は15年ぶり、エース今村猛を擁した清峰高校時代まで遡ります。
その年NHK杯、夏と連覇して甲子園出場へ。
当時の清峰高校を率いた吉田清水体制から15年が経った今、清水監督が大崎高校を率いて春、N杯、夏の3連覇に挑みます。 捲土重来!

応援スタンドへ勝利の報告
試合終了 大崎 4  -  1鎮西学院


表彰式
NHK杯長崎県大会初優勝
NHK杯長崎県大会初優勝


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