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第105回全国高等学校野球選手権記念長崎大会準決勝大崎vs創成館

2023年7月22日(土) 10時08分~12時37分(中断10分)長崎県営野球場


スターティングオーダー

3年連続 準決勝戦に登場した大崎のマウンドには、今大会14イニング無失点の野口惺恩投手が上り、3回まで好守による併殺等で順当な立ち上がりを見せます。

先発した野口惺恩投手

大崎打線は、創成館永本投手の直球を見せ球にした変化球勝負の投球術に手こずり、7回まで3安打に抑えられます。

創成館 4回表の攻撃は二死一塁で、4番打者の適時打で先制し、続く5番打者の連打で2点目をあげ、2対0とします。
攻める創成館は7回裏8番打者の右中間二塁打で一死二塁とし、大崎は先発 野口惺恩投手に替えて山口莉貢投手をマウンドに送ります。
続く9番打者を中飛に打ち取り二死二塁としますが、1番打者に中前適時打を打たれ、3点目を献上します。


間一髪セーフ
2番手で好投した山口莉貢投手

相手投手の巧みな投球術に抑えられていた大崎は、
8回裏 疲れが見え始めた永本投手から、先頭の1番打者 山口莉貢選手の中前打で無死一塁とし、
2番打者 中村選手が右前を放ち連打、無死一 二塁と好機を広げます。
3番打者 川原選手が打席に入り、打球は3塁手の前に転がる内野安打、この打球を処理した3塁手が1塁へ悪送球し、この間に山口莉貢選手が本塁へ駆け込み1点を返して1対3とします。
なおも無死 二 三塁の好機。
一打同点で迎えるは4番打者 宮原選手。
2球目を右線へ飛距離十分の大きなファール、フルカウントからの6球目、ひざ元に鋭く曲がる変化球にバットは空を切り三振。

一死 二 三塁とまだまだ好機が続いている中、5番打者 塚野選手の鋭いライナー打球は、3塁手のグラブに直接収まり一歩飛び出していた中村選手が3塁ベースに戻れず、際どいクロスプレーとなりましたが判定は無情にもアウト、併殺打で好機を逸して3対1のまま最終回へ。


ガッツポーズ 本山選手
平野選手と楠本選手
応援スタンドから熱い声援

9回表 創成館の攻撃を3者凡退とし、9回裏に良い流れを持って反撃に入ります。
一死後 7番打者 杉本選手の左越二塁打で出塁。
代打 平野選手の四球で一死一 二塁となり、
代打山口楓雅選手を送りましたが二塁フライで倒れ
二死 一 二塁、1番打者 山口莉貢選手が死球で出塁し満塁。2番打者 頼れる中村主将が満塁の場面で打席に立ちます。
一打同点、長打であればサヨナラの場面でしたが、4球目を強振した打球は無情にもセンターのグラブに収まり、得点ならず試合終了。
1対3で創成館に敗れ、決勝戦に駒を進めることは出来ませんでした。


最後の打席 中村選手
試合終了 大崎1-3創成館
選手権長崎大会 準決勝敗退


敗戦後 清水監督は試合を振り返って「彼(中村主将)まで回って負けたのなら仕方ない(長崎新聞掲載)」と中村主将を労い、試合全体を「いい試合。ほんの少し運がなかった(長崎新聞掲載)」と振り返りました。

準決勝戦敗退という残念な結果に中村主将は「地域の皆さんの期待に結果で応えたかったが、力は出し切った(長崎新聞掲載)」と話しました。

暑い中、たくさんの方が球場に足を運んでいただきました。ありがとうございました。

8月からは、新チーム体制で新人戦が始まります。
これからも応援を宜しくお願い致します。


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