第105回全国高等学校野球選手権記念長崎大会準々決勝大崎vs清峰
2023年7月19日(水) 10:00～12:00
長崎県営野球場
大橋投手が先発メンバーに入り、その他ポジションは3回戦とほぼ変わらないオーダーで清峰戦を戦います。
先攻の大崎は清峰2年南投手から中々好機を作れず、最速143kの直球と変化球に3回までわずか一安打、
後攻の清峰も大橋投手を攻略できずに一安打で序盤は投手戦となります。
試合が動いたのは4回でした。
大崎の先頭打者3番川原が選んで四球で一塁へ進み、5番塚野の打球を三塁手の敵失、一塁から二塁への送球が乱れる間に1点を先制します。
4回裏清峰の先頭打者3番も四球をきっかけに犠打で得点圏に走者を進め、5番の右適時打ですぐさま1-1の同点とされます。
5回、二死走者無しの場面で2番中村が目の覚めるような快心の一発を右翼席中段へ放り込み、2-1と勝ち越します。
5回裏清峰の先頭7番が右前打で出塁すると、二塁打と単打を浴びて2点を奪われ、5回に2-3と試合をひっくり返され、選手権大会で初めて追う展開となります。
先発した大橋投手は3回までテンポ良く投げ込み相手打線を封じ、4,5回は先頭打者を出塁させて得点を許し失点3、被安打5、与四球2の投球内容でした。
6回表1点を追う大崎は、先頭5番塚野が中前打で出塁すると、6番堀江の犠打で二塁へ進塁、7番杉本の高く弾んだ打球が内野を抜けて中前適時打となり、3-3の同点に追い付きます。
6回裏から2番手として野口惺投手がマウンドへ上がります。直球と変化球のコンビネーションが冴え、内野ゴロのヤマを築きます。
7回表先頭打者野口凛空選手が中前打で出塁すると、2番中村主将が右線を鋭く破る二塁適時打を放ち、一塁から野口凛空選手が一気に生還し、4-3と勝ち越しち成功します。
迎えた最終回裏清峰の攻撃先頭は4番打者
粘って四球を選び、続く打者の犠打で得点圏に走者を進め、最後は三塁まで走者を進めるも大崎が最後の打者を打ち取り、4-3でゲームセット。
緊迫した試合を大崎が勝利しました。
野口惺恩投手は4イニングを投げて無失点、被安打0、与四球1の安定した投球で相手に反撃の好機を与えませんでした。
攻撃陣は2番中村選手の本塁打1本含む3安打、2打点の大活躍が光りました。
又、逆転された直後の6回表に7番杉本選手が放った適時打は大きく、反撃の起点になりました。
7月22日 準決勝戦は 創成館-長崎北の勝者となります。
皆様方の熱いご声援を宜しくお願い致します。
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