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芸人 #お笑いは世界を救う

「芸人になる。」

そう決意してはや4ヶ月が経ちました。

この前まではYouTuberになると皆さんに公表し、バンバン宣伝までしていたのですが、結局始まる前に抜けてしまいました。僕はただ逃げました。その後も幾多となく逃げてきました。

はい、そうして今回は芸人かよと。なんで始めたのかなんて正直覚えてません。ただ反骨精神はあったと思います。今となっては何の反骨精神なのかも覚えてませんが。きっかけなんてなんでもいい。ただ一つ言えることは、僕は今お笑いにとてつもなく熱狂していることだけです。
 
幾多となく逃げて来た僕なので今回もどうせすぐ終わるだろう。そんな声も聞こえてきます。(幻聴です)
2018年の秋に始めようとしたYouTube。そして血迷った挙げ句始めたTwitterでの動画投稿、そして2019年もう一度始めようとしたYouTube。すべて中途半端に終わっていますが、どれにも共通項が存在します。

それは“面白いことをして人を笑わせたい”という想いです。

少し過去を振り返ります。
陰キャだった僕は小学生の頃からずっと面白い人になりたいって思ってました。(ここで違和感を感じた人は僕の過去の投稿“陰キャ陽キャ論”を読んでください。)当時の僕の頭の中では、面白い人=陽キャという方程式があったので、小5~最近まで陽キャになる努力をしてきました。中学ではイジられキャラ、高校ではクレイジーキャラ(というよりただ騒ぐうるさい奴)。最終的にはテンションと勢いで誤魔化して、「自分は面白い奴」と正当化していました
そんな僕は、すぐさま現実世界に引き戻されます。自分のやってきたことは「お笑い」じゃないんだと思い知らされました。今の相方との出会いです。初めて本当に面白い奴に出会ってしまいました。(今は僕の方が面白いです。)テンションと勢いでしか人を笑わせれなかった僕は、彼の笑いのとり方に驚愕しました。(今思うとそんなことないです。)鋭い視点と匠なワードセンスで人を笑わせ、人をイジる時も傷つける直接的な表現を避けるんです。(今は僕にもできます。) 
彼からテンションと勢いではない本当のお笑いを教えて貰いました。そうして今、そんな彼とコンビを組むことになります。
文章力がないもので脱線してしまいましたが、人を笑わせることは僕にとって自己肯定感を高めてくれる麻薬のようなモノ。たくさん目立ってたくさん笑わせている時の快楽はオナニーに匹敵するくらい。だからこそ、YouTubeをやろうって思い立ったり、Twitterで動画投稿してみたりしていたのだと思います。

幾多と繰り返した挫折の先にようやく一本の道が見えてきました。その道は正しく茨。それでもその茨の道しか僕の目の前には現れてくれませんでした。“面白いことをして人を笑わせたい”という軸しかなかった僕には当然なのかもしれません。彼が「大学生活なんかやりたい」と言い出した時、僕はとっさに「芸人なろ」って誘いました。これが芸人のスタートです。
 

「芸人なんて向いてない」「芸人なってどうするの」「将来もっと考えた方がいいよ」「お前おもんないよ」と言ってくれた方々、そしてこれから言ってくるであろう方々に説明するのがめんどくさいので全部書きますね。とりまこれ見てって感じで。(色々僕に言って下さる方、ご多忙の中貴重なお時間を割いて、そして貴重な脳みそを使って僕なんかのために色々と考え、提言して下さり誠に感謝しています。)

芸人になるって決めたからには分析がものすごく大事です。まずは自分を知らなくちゃいけません。一体自分はどんなお笑いが好きで、どんなお笑いがしたくて、お笑いを通してどうなりたくて、自分には何ができて、どんな人たちを笑わせたくて、そもそもなんで人を笑わせるのが好きで、笑ってくれる人がどうなってほしくて、、、etc考えられることは無数に出てきます。はい、全部書きますね。自分を全てさらけ出したいと思います。これを書いてるのも別に読んでほしいとかより頭と心の整理をしたいから。自分を知りたいからです。なので包み隠さず綴っていこうと思います。

僕が好きなお笑いは、まったく予期できない、想像を270度裏切ってくる意味の分からないお笑いです。僕は頭を使って考えたりするのが大の苦手なので、頭空っぽでも笑っちゃうボケが好きで好きでたまりません。それ故に僕が大リスペクトしている芸人は天竺鼠の川原克己さんです。もうたまらなく意味わからないんですほんとに。でも気付いたら腹抱えて笑っちゃってるんでよね。

(法律上アップしていいのかわからないのですが、大好きな天竺鼠の漫才を載せておきます。)
そして僕がやりたいのも正しく意味が分からないのに笑ってしまうお笑いです。意味分かんなすぎて面白くないと言う人もたくさんいるでしょう。むしろそっちの方がマジョリティかも。それでも僕がやりたいのは僕が面白いと思ってるお笑いです。

なので僕のボケを面白いと思ってくれる人を大切にしたいし、そういう人へ真っ先にお笑いを届けていきたい。

もちろん、面白いと思ってくれる人の分母は増やしていきます。
そして僕はどうして人を笑わせることが好きなのか。先程でも少しお話したのですが、それは人を笑わせている時が1番僕の幸福度が高いからです。人それぞれ幸福度が高い時って違うと思います。食べている時、寝ている時、絵を書いてる時、、正しく十人十色です。僕にとって、それは人の笑顔を見ることなんです。笑顔は伝染します。人の笑顔を見るとこっちまで幸せになるし、しかもそれが僕の発信したものから生れたと思うといよいよフィーバータイム突入です。動画投稿だけでは生の笑顔は見れないので、YouTuberよりも芸人の方が僕をより幸せにしてくれる。だから躊躇なく「芸人なろ」という言葉が出てきたのだと思います。
はたして僕が人に笑顔を運んだ矢先、僕自身どうなりたいのか。そして僕のお笑いを見た人にどうなってほしいのか、整理していきます。まず僕ら自身売れることが最優先事項です。なぜならば影響力をつけたいから。理由は後ほど説明します。じゃあ売れるためにどうすればいいのか。それはもう時代の流れを読み取り、きっちりと戦略を建てるほかありません。(お笑いに特化した話になりすぎるので戦略面の話は省きます)
いきなりですが、僕は3つの顔があってもいいと思っています。自分にとって「やりたいこと」「なりたいもの」「やらなければならないこと」がそれぞれ独立して存在するからです。最終的にはそれら3つの顔が一つになります。売れることはその内の「やらなければならないこと」に該当します。売れなければならないのです。「やりたいこと」をやるためには。それでは、その「やりたいこと」とはなんなのか。ここで僕のお笑いを見た人にどうなってほしいのかが強く関係してきます。僕は先程、僕のお笑いを面白いと思ってくれる人に届けたいと記述しました。その通りではあるのですが、それはあくまで自分を軸に考えた時の話。これは先程の3つの内「なりたいもの」に該当します。“自分はこうなりたい”という自分を中心とした顔です。自分が面白いと思ったお笑いをやるのは“お笑い芸人”としてだけ。僕が「やりたいこと」は自分の幸福度を上げたその先にあります。

自分軸ではなく他人軸でお笑いをやりたい。

そう、「やりたいこと」とは他人のために〜をやりたい、貢献したいという他人を中心とした顔なのです。その1つ目は、本当に笑顔が必要な人たちにお笑いを届けることです。下を向いている人、目が輝いていない人、心に大きな穴が空いている人、そういった人たちへ笑顔を届けるのがお笑い芸人としてたるべき姿だと僕は思っています。そして2つ目は、人々の意識を改革することです。例えば若者の選挙の投票率が低いという問題。これは政治への関心が薄かったり、知識が不足していることから起きる問題です。じゃあお笑い芸人がインフルエンサーとなって、政治への関心を呼びかけ知識を与えれば解決に近づくと思うんです。若い世代の人たちは、政治と聞くと固っ苦しいと思って聞く耳を持たないかもしれません。でもお笑いを通してなら聞いてくれる人はグンっと増えると思います。お笑いをツールにして人々の意識を改革したい。でもそれにはある条件があります。多大な影響力をもっているか、という一点です。影響力がないとそもそも聞く耳なんてもってくれません。だから売れる必要があるんです。売れなければならないのです。(もちろん知識量だったり説得力も必要です)

ここまで書いてきて、だんだんと僕の芸人にかける想いがどれだけ本気か伝わっている頃だと思います。
ここでまとめとして僕の中間目標と最終目標を発表します。まず中間目標から。

中間目標は「やらなければならないこと」を完遂し、「なりたい自分」になることです。要は売れて影響力を持ち、僕のお笑いを面白いと言ってくれる人にお笑いを届けることです。

それを20代のうちにやり遂げたい。具体的に言うとM1で結果を残し、単独ライブを全国で開催してどデカイ会場でお笑いをする。そしてのん(能年玲奈)ちゃんのように個人事務所立ち上げて、自分たちでガンガン売り込んでいきます。さらに色んな人を巻き込んで0からバラエティ番組や映画、ドキュメンタリードラマを創り出していく。とてつもなく果てしない目標ですね。次に最終目標です。

最終目標は「やりたいこと」の実現です。笑顔を必要としている人にお笑いを届け、人々の意識を改革する。最終的には、僕らだけじゃなく、多くの他人軸をもった人々を集めて最強のエンタメ集団を作り上げて吉本に変わる新たな基盤を築き上げてみせます。

僕の芸人への想いをほぼ書いたと思います。かなり抽象的かもしれませんが。笑 もちろん承認欲求だったり私利私欲だってあるから全部は書ききれてませんがね。あ、スタンドアップコメディのこと書き忘れたなぁ。ただやってみたいってだけですが。笑

はい、という感じです。
僕らは闘います。人生を最高のエンターテイメントにするために。

ps.倒置法は嫌いです、とっても。(川原克己さんより)

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