微小血管減圧術 前日(入院当日)

手術前日の朝から入院することに。

まず担当の先生からどこを切って、どのように手術をするのか説明していただきました。その際に、顔面痙攣という病気は、40代50代以降の方が多く、30代でこの病気を発症するのは珍しく、手術を受けるには若いため、副作用が強くでることも説明していただきました。

副作用がなぜ強いかというと、だんだんと脳は年を重ねるごとに小さくなり、頭蓋骨と脳との間に隙間ができてくるが、若いと脳がつまっているので、小脳を押さえつけて、手術をしなければならないからとのこと。小脳を押さえて起きる副作用が、目眩・吐気が通常よりひどく、長引くとのことでした。さらに、私の場合は、奥のほうの血管と神経がくっついているので難しく、脳の様子を見ながら手術をしなければならないので、手術時間もかかるだろうとのことでした。

また、手術をするということは、リスクもあります。この手術のリスクは、血管と神経を触るので、ごく稀に顔や体に麻痺が残る可能性、耳が聞こえなくなる可能性などがあります。

その後、麻酔科の先生だったり、手術室の看護師さんだったりいろんな人が挨拶や、いろんな説明を病室までしにきてくれました。みなさん本当に親切で、不安はあまり感じなかったです。

ICUに持っていくものの準備も必要でした。タオル、吸飲み、その他もろもろ。結構たくさんのものを準備して、1つにまとめて袋にいれて、自分の名前がついたタグをつけないといけません。たまたま何かあったときのために持っていた大きめのチャックのついた100均のエコバッグが重宝しました。

入院当日は、前日のほうが眠れなかったこともあり、環境が変わっても寝ることができました。

コロナの関係で、入院当日は母親が病室まで一緒に荷物を運ぶことができましたし、手術前の先生の説明も一緒に聞くことができましたが、今後は退院する日まで原則会えないとのことでした。ただ、手術中に万一のことがあってはいけないので、手術終了後、目が覚めたら母親に無事に手術が終了し、目が覚めたことを電話で病院が報告するまで、30分以内に駆けつけられる場所で待機していてほしいとのことでした。

21時以降、食事はしていけないと制限をかけられました。水分は、ジュースや牛乳などではなく、お茶や水は摂取してもかまわないとのことでした。

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