微小血管減圧術 術後2日目

朝ご飯が運ばれて、自分で自動のベッドの角度を変え、食べようとしましたが、少し角度が上がっただけで、吐気と目眩がすごく、術後1日目と同じ角度までもっていくことはできませんでした。朝ご飯は、3口程度しか食べられませんでした。

朝ご飯時に総回診で主治医ともにたくさんの先生が来られ、体調などを聞かれました。その際に顔の筋肉を使った誘発運動もされましたが、痙攣は起きませんでした。それは本当に嬉しかったです。

この日から頭痛もひどく、看護師さんが必要なときにカロナールをくれたので、4時間おきにカロナールをもらっていました。頭蓋骨を開けた場所も痛みますが、左の後頭部と、頭の左側面が激痛でした。

お昼前ごろに手術着から、アメニティを借りていたのでパジャマに着替えました。その際に自前のパンツにオムツから履き替えました。

この日も、ナプキン交換は、女性の看護師さんが交換してほしいとナースコールで呼ぶと、交換してくれます。

ただ、便意があるときは、看護師さんを呼んで個室にあるトイレでしてほしいと言われました。この日に便意を感じたので、看護師さんを呼んで、トイレまで連れていってもらいました。ただ、思ったよりも自分で立てるし、歩くことができました。終わったら、看護師さんを呼んでほしいと言われましたが、トイレで座っているのもしんどく、自分でベッドに戻り、倒れこんだ状態でナースコールで呼びました。

少しずついろんなことが考えられるようになってきて、どこかで携帯のバイブが鳴っているのに気づき、看護師さんにとってもらい、やっと触ることができました。ただ、画面みるのも、何度も着信があった母親にかけ直すのも苦労しました。

この日もTVはしんどすぎて見ることはできませんでした。

たぶん、この日だと思うのですが、頭に入ったままだった管をぬかれ、その場所にホッチキスされました。そして、脊髄に入ったままの管も抜かれました。

この日から尿管を抜くかどうか何度も聞かれました。私は体の向き、角度を変えるだけで、目眩と吐気と頭痛がひどかったので尿管は抜きませんでした。抜くのであれば、きちんと自分でおしっこを残らず出せたか確認のためエコーをされ、もし残っていたら泌尿器科の先生に診てもらわないといけないので午前中に言ってほしいと言われていました。

尿管が気持ち悪く、痛みがあったので抜くことを決心しました。頭痛がひどいのに、尿管のところも痛いので少しでも痛みのあるところを減らそうと思ったからです。

また手術した側の、耳にずっと水が入っているようなこもった状態が術後からずっと続いていました。手術時の元々の頭の中の髄液だったり、手術時の血を洗い流す水が頭の中だったり耳の中だったりに溜まっているので、徐々に吸収されるまでは、その状態が続くと言われていました。しかし、手術のおかげで、顔面痙攣時に続いていた耳鳴りはなくなっていました。

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