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壽乱舞音曲祭で松井江に転がり落ちた女の話


どうも、壽乱舞音曲祭で松井江、そしてぶぜまつ沼に転がり落ちた女です。他の方が書き留めているのをみて、わたしも記念に書こうと思いました。

途中に腐った発言、回想バレありますので注意!


まず、音曲祭までの私の刀剣乱舞のオタクとしてのステータスを。

・刀ミュは幕末天狼傳初演から

・兼さんの中の人・有澤くんのオタク

・2年ほど前に刀剣乱舞で同人活動(鯰尾・骨喰中心)をしていた

・現在は別ジャンルのオタク

・ゲームは新刀剣男士がきたときだけプレイ

これは、刀剣乱舞というジャンルからは一度離れた、どちらかというと現在は俳優推し寄りのオタクが壽乱舞音曲祭をみて松井江に転がり落ちた話、である。


壽乱舞音曲祭のチケットは、持っていた。

でも、ド田舎の閉鎖集落に住んでいるのでこのコロナ渦で東京に行くのは厳しく、泣く泣くチケットを手放した。もう一年近く推しの現場に行けていない。久しぶりに行けるかも、と思っていただけに、結構ダメージが大きく、落ち込んだ。

だから、正直音曲祭に対するモチベはゼロに近かった。推しが出ることは知っていたが、他の出演者は全然把握しておらず。

あとなにより私は配信があまり得意でないこともモチベ低下の要因だった。やっぱり現場のあの空気と臨場感。非日常にどっぷりと浸れる現場の空間が大好きなので、自分の部屋という日常の中では、画面に、話に集中できない。

だから音曲祭も、初日、膝丸千秋楽、村正千秋楽の3公演くらいでいいかな、と思っていた。

思っていた。

思っていた(過去形)。


初日公演後の私「まって~~~!?!?!めっちゃ楽しい!!!!!!明日もみます!!!!!!!!!!」


結論:めちゃめちゃに楽しい。

要因としてはライブ形式だったこととか、衣装が天才、セトリも天才だったとか多々あるが、その話をすると長くなるので割愛。とりあえず、壽乱舞音曲祭というものはめちゃめちゃに楽しい宴だった。

そして初日を観た後に描いたレポがこちらである。

画像1

誤字はご愛嬌。もちろん推し俳優の演じる兼さんメインで配信をみていた。しかし、よくみると右端に「松井くんにときめきを隠せない」と書いている私。思えばもうこのときから松井江の話をしている。

様子がおかしくなっていくのはここからである。

平日夜公演は17時開始になってしまったので、どうせ定時では帰れないし、もともとそんなに観るつもりもなかったし、まあ、平日公演は諦めるか、と思っていた。でも、気になるので仕事の合間に日替わりだけ検索。

今日の美しい悲劇の組み合わせは………なるほど………(残りのメンバーを考える私)

そして美しい悲劇をしていないメンバーを紙に書き出してみる(仕事中)。そこで私は気付いてしまった………兼さんも松井も残っていることに…………。気付いた途端、動悸が早くなる。呼吸困難か?いやいや、まって……もし二人が一緒に美しい悲劇をやったとしたら?それを見逃したりしたら?

>>>>>>一生後悔する<<<<<<<


そして気が付いたら定時で退勤し、配信を買っていた。


17時前定時の弊社にこれほど感謝したことはない。ありがとう、ありがとう弊社。

結果、この日兼さんと松井の美しい悲劇という現実は存在しなかったのだが、この公演で私の体に異変が起きる。

松井が画面に抜かれると苦しい。胸が痛い。うめき声をあげてしまう。綺麗なお顔。目を引くダンス。綺麗な指先。優雅な所作。つい姿を目で追ってしまっている自分がいるのだ。

これは、断然、君(松井)に恋してる…………?(始まるイントロ)

すっと伸びた背筋で立ち姿が綺麗なところとか、上着や刀に手を添えて動く姿とか、踊ってるときに漢らしく開かれる脚とか、「慣れたその手つき」のその松井の手つきとか、「Ah搔き乱して」で搔き乱された私の情緒とか、「あいあい愛想笑いでも」のにゃんにゃんとか、寝正月でいい位置を探す姿とか、すまし顔で「豊前もやるなら、やろう」って言うところとか、「魔法使いにはなれないけれど」私にとっては魔法使いなとことか、「甘さも~苦さも~それなりに味わった」あとの豊前の入れ替わりのところとか、あのお綺麗な顔で力強く旗を振る姿とか、(以下書き出すと止まらないので割愛)ぜんぶぜんぶひっくるめて

ほんとムリ~~~~~~~!!!!!!!!!(断然ポーズ)

そう、一番の原因は「断然、君に恋してる!」だと思う。とてもとても大好きな曲。常に私の中の「推しに歌ってほしい曲ランキング第一位」に輝いている曲(同率一位でBeautiful Life!!も常にランクイン)。曲調も歌詞ダンスも全部がかわいいランドの曲。それを、江たちに歌わせようって決めた人は誰だろうか。国民栄誉賞を贈りたい。


いや、でも冷静になってほしい。わたしは「壽乱舞音曲祭の松井江」しか知らないのだ。鼻血とか血がたぎるとか、豊前がやるなら、とか、未知のセリフを彼は言う。なぜそんなに血にこだわるのか?豊前との関係は?他の刀剣男士との関係はあるのか?なにひとつ私は知らない。

なので、少し松井江について調べてみることにした。まずはゲームのボイスを回収しようと思い、ゲームを起動。

以下、ゲームで回収したボイスである。特に回想76は全人類にみてほしいのでそっくり全文載せてある。


▶ホームの松井江「僕を理解してくれるのは豊前と…あとは内緒だよ」

私「……めっちゃ豊前のこと好きじゃん…」


▶回想77『すていじあくと3』

篭手切「これからすていじのれっすんを始めるんですけど、一緒にいかがですか?」

松井「……すていじ……れっすん。……豊前もやるのか?」

豊前「ああ、なんかそうなった」

松井「……わかった……やろう」

私「めっちゃ豊前のこと好きじゃん…(2回目)


▶回想76『言えない過去』

私「まって、回想のタイトルやばない?」

松井「………」

豊前「……また多くの血が流れたな」

松井「豊前、僕は……」

豊前「いいよ、言わなくて」

松井「…………え」

豊前「誰にでもいえないことの ひとつやふたつ、あるもんなんだろ?無理して言わなくてもいいよ」

松井「…………」

豊前「ま、でも、ひとりで抱えきれねーくらい重たいんだったらいつでも言ってくれ。ほら、俺、両手空いてっからさ」

松井「………豊前」

私「彼氏か??????????????」


この回想76で松井江という沼、ひいては豊前×松井という沼に確実に沈んだな、と思う。

ただ、松井の血に関するトラウマはよくわからなかったのでさらに調べた。

https://yoirin-blog.com/tourabu-chara-matsuigou/

こちらの記事がとてもわかりやすかった。

島原の乱。幕府vsキリシタン・領民の戦。松井江の元主、松井興長は細川家に仕える幕府側の人間だった。そしてこの乱の際、城に籠城した反乱者3万7千人は、女こどもひとり残らず殺されたそうだ。加害者側の罪の意識。血に捕らわれたトラウマもちの薄幸美青年。…………これは…………好きである……………


そして色々調べたり回想ポチポチしてるかたわら、人生初描きの松井江を描き上げる。オタク、勢いで絵を描きがちである。


そしてこのとんでもないオタクのクソデカ感情を受け止めてくれる、豊前のような両手を広げてくれる存在は私にはいないので、新しく壁打ちアカウントをつくった。

ちなみにこれはすべて14日の話である。

兼さん・松井の美しい悲劇の可能性に怯え定時退勤し、14日夜公演をみてトチ狂い、ゲームを起動し回想を回収し、松井江について調べ、絵を描き、アカウントを作った。とてもとても濃い一日であった。寝不足になった。

そんなこんなで松井に転がり落ちた私、結局壽乱舞音曲祭を13公演配信でみていた。「3公演でいいや」と言っていたのはどの口であろうか。今日も元気に振り返り配信を浴びて、松井の絵を描いている。

秋のパライソまで元気に松井江のオタクとして全力で駆け抜けたいと思う。以後も暖かく見守っていただけると幸いである。


読んでいただきありがとうございました。


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