金星紀

以前、詩の夢を見た時、それは愛のことだった。
愛とはどんなことかというのを、詩として体験した形だったが、これを説明するのは難しい。
夢では自分が背景になったので、人の感覚とは少し違うのだと思ったけど、今考えるとこれは金星紀の体験ではないかと思った。
最近、よく、沢山の樹についた鈴が鳴るようなイメージが出てくるのもここに関係していると思う。

シュタイナーの本には、金星紀の人間の意識について、
「第六の意識状態は今日の目覚めた昼の意識、心的意識のほかに、人間が眠っているときに有する意識を加えたものです。このインスピレーション意識の中に生きると、存在の本質を深く洞見できます。単に色彩像や形態によって知覚するのではなく、相手の本質の音と響きを聞くのです。個々の人間はすべて固有の音を持っており、それぞれの音が共鳴しています。」とある。(薔薇十字会の神智学を引用)

この本に書かれている、それぞれの惑星紀、七つの意識状態というのはとても興味深かった。
結構夢で体験しているように思ったけれど、それを理解することが難しいのは、今の地球意識にしがみついたところで考えてしまうからだと思った。
そうすると、解釈の術がなくなってしまう。

ケフェウス座ι星とデネブの夢で、外国の友人とやり取りをし、争いが起きている町と渋谷が繋がっていた。
なにかをそこで気づいたが、目覚めるとそれは抜け落ちたので、今の人体の位置では理解できないものだったのだと思う。
いま、地上的に知られているケフェウス座ι星は、レッドクランプという進化状態にあるらしい。ヘリウムを燃やしているというのが、ちょっと気になった。
夢で渋谷のDの樹と繋がっていたとするなら、金属に関係するマルクトと繋がるはずだ。

夢で、フェレットのような生き物が、突然森で消えた時、その下を想像できるか、と言ってきた存在がいたが、恐怖と幸福を感覚器官で味わうことが何故必要か、いまの自分のままだと理解できない。
上や下を想像できない場所では、自分は上にも下にもいない。反射板になっているはずなので、感覚領域だけをみているような状態になったのかもしれない。

これは森の穴蔵で行われていたことだった。
フェレットとはイタチのような生き物だ。
イタチは妖怪として異界へ誘うイメージなのか、それとも記憶喪失した動物のイメージなのか分からないが、蛇やクロコダイルに食べられることも、天地に行くことも、切り離されたものが戻ることで同じことなのに、恐怖と幸福の感覚、感情をわざわざ持ち出して揺さぶってきたので、ここを突破しなければならないということだと思う。

感覚というのはよくわからない。どうしてこんな感情になるのか、という事を日々体験するのは結構大変で、面倒だが、これを否定すると、アストラル体やエーテル体を否定することにも繋がってしまう。
太陽紀の中の暗い部分、土星紀に残したものなどもきっと今体験しているように思う。

月食の時に、実感的に変化したのは月、太陽、金星の関係だった。
そして、フェクダが床をあげていた。
月食の図に現れていたわけではないけど、アストラル体の浄化と感じたのは、最近の夢と通じているように思うし、木星意識にも関係が深いと思った。

先日の夢で会った、頭にでっぱりがある男性がお弁当を選んでいたことを考えてみると、夢の中でみた沢山のお弁当の中身は麵やお米など、炭水化物が多く、特におにぎりが二つセットになったお弁当に意識がいった。
おにぎりは醤油の焼きおにぎりのように見えたが、以前リゲルの夢で青い顔で頭が雨雲のような母が、私は料理をあまりしないと言った時のことを思い出した。
その時も、背景におにぎりのようなものが出ていた。
これが何を意味しているのか。
単に、この食材に飽きたという事ではなさそうだ。
自我に関係しているように思うし、血液に乗って糖などが運ばれるみたいに、自我が運ばれているとしたら、これ以外のものとどう組み合わせるか、という事を強調しているのだろうか。
自我に関係している霊は、もしかして他のものと組み合わされたいのか。

別の夢で、最近何かが挟んであるサンドイッチは食べていない、とか、ある時期、曲の傾向が変化してから聴かなくなった、とかいうのを見た。
曲はアカシックのことで、何かと入れ替わっていた星の言葉のように思う。

ダンスをしているシーンなども見たが、たまに出てくるダンスが何を意味しているのか気になっている。
もしかして、自分は音なのか、と思った。

ちょうどトゥバンの内容のように夢で思っていたので、その夢では、アカシックが変化していく過程をダンスで表現していたのかもしれない。

そしてこの夢も、以前の金星の夢と繋がっていたようで(何かの撮影で車が通行止めになって抗議した時のものと繋がった)その内容に関して、赤と白の混ざった砂を、ある惑星のような場所で集めていた。
この時のドラマの為に薬を作っているというような内容になったので、少しずつ金星と繋がってきたように思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?