三角形に降りたエリダヌス座β星の夢

ベテルギウス、ドゥーベ、シェダルを一つの三角形として組み合わせた後、初めに降りてきたのはアケルナルでした。

何故アケルナルだったのかは分かりませんが、突然眠る前にアケルナルに貫通されました。
アケルナルの夢は以前にも見ていて、はっきり言葉になり降りてきた恒星なのですが、今回は銀河を辿っていったという感じで複雑なのですが、夢の体験を書きます。

眠る少し前に何故かアケルナルに行こうと思っていた。
寝はじめ、部屋は暗いが何故か明るい、光がさしていてどこから夢かよくわからない状態。
しばらくして、銀河のようなものが見えた。大きすぎて怖い。
昨日調べたM101と少し似ている、渦巻きの大きな銀河、もしかしてドゥーベなのだろうかと考えていたら、子持ち銀河という印象が降りてきた。
だが、子持ち銀河が何なのかはよくわからない、などと思い始めたら目覚めてしまった。
渦巻きがバラバラになった銀河の残像がギリギリまである。

一度起きて、また眠ると、よく知っている美容師の店に行く所だった。
店がかわったらしく、そこに行くが照明が暗く、何となく美容師の反応も薄い。
今日はこれからスタッフの誕生会があるらしい。
ならば帰ろうと思い、店の左手側から通路の角を曲がると放し飼いの黒い犬がいたので引き返す。
店からはちょうどスタッフたちが出てきたばかりのようだったので合流して反対側の道を歩く。
私は忘れ物に気付き、美容院に戻る。
美容院は薄暗く一箇所にだけオレンジの電球がある。
何となくバレないように入る。
奥には女王っぽい若い女性と、取り囲む男性たちがいた。誕生会をしていたようだが、入りにくい雰囲気。

シーンがかわり、杖をついた白髪のおじいさんとバスに乗っていた。

バスを降りる前、ライブ会場にいくと聞いた。
ライブ会場まで結構遠いのに大丈夫だろうかと心配になる。
足を怪我しているので付き添いをした方が良いだろうかと考えていると、コンビニを見つけた。

コンビニに気を逸らしたら白髪のおじいさんを見失う。
中に入る。アイスなどを物色していると古い友人に会う。混んでいて、会計の列に並ぶ。

レジ台は二つあり、男性、女性。(女性は中谷美紀さんに似ている)だったのが、途中で女性が入れ替わり、若い男性と中年の男性になる。

私の番がきて、若い男性の方に呼ばれた。会計の前に、男性はアッパー会社という会社について話した。
最近採用が決まったらしい。
アッパーはMを縦に二つ合わせて伸ばしたような形らしい。
リボンの切れ端のよう。私は流れ星のようだと思っていた。

若い男性と話していたら、中谷美紀さん似の女性が戻ってきた。
女性は突き放すような雰囲気だった。女性を気にしていたら、いつの間にかその人の物語の中に入ってしまっていた。

女性はさっきの杖をついた白髪のおじいさんと結婚したらしい。おじいさんより、彼女はずっと若く見えた。

彼女はかなりの大家族で育ったらしい。
おじいさんは大きな風呂屋。大衆温泉みたいな所で働いていた。
女性がおじいさんと出会ったのは雑誌の連載がきっかけなのだという。
「この人は連載の3回目に載った」と、温泉の大衆食堂のような場所で複数のおじさんたちが話している。
明るい雰囲気だが、片付けをするその若い女性だけ反応が変だった。
女性はその場から飛び出し、街中の横断歩道の前に佇む。

私が声をかけようかと思っていると、突然おとぎ話のような王子様がかぼちゃの馬車に乗って現れる。
中谷美紀さん似の女性はいつの間にか青いドレスを着ていて連れ去られた。

この話はシンデレラと似ている、と思っていると自分のパソコンが現れ、私は青いドレスの絵を描いていた。(ここはたぶん月の軌道)

また、子持ち銀河という印象が降りてくるが何なのかわからない。
調べようと思っていると、母に呼ばれ、自室のパソコンの前から下に降りようとしたあたりで目が覚める。

夢の解釈

起きた後すぐ、子持ち銀河をWikipediaで調べるとりょうけん座にある渦巻き銀河とありました。渦巻き銀河と半銀河が隣り合っているらしいです。(なんとなく橋のような銀河)
これも象徴なので、この銀河と捉えて良いのか今のところわかりません。
夢も巨大な銀河の映像イメージと子持ち銀河という印象が降ってきたので物質の映像とはズレがあります。
アケルナルとりょうけん座を繋げて良いのかもわかりませんが、印象が降りてきたことだけを組み合わせるとどこかに通路があるのかもしれません。

夢では放し飼いの犬も出てきたので、りょうけん座の要素はありそうです。
Wikipediaで調べると、北側の犬には「小さな星」を意味するアステリオン、南側の犬には「楽しみ」を意味するカラという名前がついているらしいです。(他にも色々説はあるようです)

はじめはアケルナルの印象から入りましたが、どこまでがアケルナルとことなのかはよく分かりませんでした。
アケルナルは「川の果て」と言われていますが、夢の内容だけでこの言葉と繋げることは難しいと思いました。
なので根拠はないですが、どこかにアケルナルの要素があったとしか言えないような感じです。

コンビニはおそらく天王星の軌道なのではないかと思います。
夢から降りてくる時、私はコンビニの印象をよく使います。
今回出てきたアッパーとは何か気になり、アッパーを調べると「靴の、甲を覆う部分」「上部、上の方、位の高い」などの意味があるようです。

これは、繋げると天王星の軌道から上の方という意味でしょうか。
あるいは、靴の上に位置する恒星。
形はMを縦にして横に開いたようなもの。
私は眠る前にアケルナルに行こうとしていたので、とりあえず、エリダヌス座でそういう恒星はないだろうかと探しました。

エリダヌス座の3等星クルサはアラビア語で「ジャウザーの前側の足台」を語源とするらしく近い印象はあります。
同じ3等星のザウラクは「ボート」を意味するらしいですが、あまり詳細はわからないです。

夢の印象だけでまとめると、後半に見た女性が白髪のおじいさんと結婚したきっかけが雑誌の連載の3回目というので、これは無理やりですが3等星とも考えられるかなと思いました。

わざわざアッパーという言葉が出てくるあたりは「ジャウザーの前側の足台」というのが気になります。

また、杖をついた白髪のおじいさんは片足を引きずっていたので、今回は足に関すると考えてみようと思います。

ちなみに、中谷美紀さんの印象のどこを拾ったのかというと、おそらく名前なのではないかと思います。
中谷というと山に囲まれた谷のイメージがあり、美紀というと美しい糸を紡いでいるといったイメージです。
谷を山に挟まれた河と考えると、アケルナルに近そうです。

最後、女性は大家族だったというのが気になります。
擬人化なので人を星と考えると星団なのではと思いますが、まとまってくるまでに時間がかかりそうです。

柔らかいエーテル体の夢を見てから銀河のようなものを連続してみるようになりました。印象を拾っても恒星とは性質が違うと思うので解釈が難しいです。

夢の最後はおとぎ話といった雰囲気になりましたが、初めの方は何となく不気味な雰囲気、疎外感のある感じだったので、この夢がエリダヌス座β星あたりだとすると範囲の幅の広さを感じました。

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