アルシオンとアルゴル探索

先週、ナギやナミの夢や、13蛇の道のアルシオンの夢などを見ていたのですが、その後、最近見ていたこれらの夢にはどこか関連性があり、もっと前のアンタレスやザニアの夢にも繋がっていたのではないかと思い始めました。
デネボラとザニアの関係が15度付近ということや「種をくれ」という人物がいたことなどからこれは火のことに関係するのではないかと考え、
火星に興味を向けたり、ハーモニックを辿ったりしていたのですが、どうやら5の倍数を土台に降りてきた「何か」に動かされていることが分かりました。

トランシットの火星の動きなどを見ても最近は押される傾向があると思うのですが、自分のハーモニック図とトランシットを掛け合わせた場所に上からの意識が降りてきたように思いました。
でも、これは理論としてというより、私が5という数字を意識するように仕向けられたのだと思います。理解することが出来るなら、たぶん、上の意識としてはどんな方法でもよかったのだと思います。

松村先生の冥想と夢見(6)で6方向圧力の均衡の話がありましたが、この中心に至るまでの6つのうちの5が来ている予感がありながらも、私は一つに無自覚だったということでもあります。
実際、夢の内容は結婚の内容などでしたが、理解する方の私としては何かが欠けていました。
前回の夢を組み合わせればここには「予想外」があるはずで、今までと違うことを強調しています。
これはセンシエントな知覚のことでもあるかもしれません。

6/4の夢では、神社に住んでいることになっており、子どもたちが何かしなければならないという内容。
食事をしている間、知らないおじいさんが隣の席でスープをおかわりする。
自分は真ん中の席で感想を聞かれていました。
次の層の夢では、スーパーで買い物をしていて、二種類のカートを使っていました。
一つは母たちが使い、私はもう一つの方にカゴをのせ、ピザ生地のようなものや白と黒の何かを入れました。
途中、ブランケットを見てきて欲しいと頼まれ棚に様々な種類の鞄や薔薇の柄のバスマットなどを見ている。
頼まれたブランケットは棚の隅にあり、サイズが小さすぎると感じていました。
悩んで視線をずらすと、今度は同じ棚だった場所に1000円程度のお菓子の詰め合わせがあり、白髪のおばあさんがやってくるという夢でした。

数日感じていた何かの予感に対しての準備をしているような夢ではあったものの、ブランケットが小さい、更に他に比べて種類もないのはその層に対しての布が、乗ろうとしている意識に対して小さく、種類もないことを表していたと思います。
そして、この日は先週の続きとして海王星を意識していたのでこれらは海王星にも関係があります。
この小さなブランケットは海王星に乗ってやってきている意識を乗せる布とも言えるのではないかと考えました。


2022/6/6夢
小学校の体育館。みんなで列になって移動していた。
何かのやり方が書かれた資料をみて、ボールを使ったゲームの試合をする。
ボールが高速で飛んでいて、超人ばかり。不思議な試合だと感じていた。

眉の上から何かがはみ出すという話や、名前入りの結婚指輪についての話。
誤って日付の入った指輪を貰ったので買い直したいと言う女性。
女性は高層マンションに住んでいて、私はこれらの内容を第三者目線で見ていた。

私の視点に戻った時、公園のトイレにいた。
服は半透明で薄っすら白い線が入っている。
外は夜で、更に殺人鬼のような不審者がやってきてトイレを開けようとする。トイレの個室の鍵がかからず、私は必死で手で押さえる。
いつの間にか、二日前に見た神社と同じ場所で数字と子供の絵が描かれたカードがバラバラに混ぜられていて、沢山の子どもが死んだという状況になっている。

全部子供が狙われているという話で、私は小学生で神社に住んでいるという設定。
母が出かけたのを見送る為に玄関に出ると、また不審な人物。
うろたえていると、母方の祖母とおじさんがおおきな袋に入った荷物を持ちながらやってくる。
そのシーンだけ風景が青に変わり、半透明な青白い石段を遠くから登ってくる映像。
助けに来てくれたのか?と私は思っている。


夢の解釈
夢のストーリー自体はそれほどつじつまの合わない感じはしなかったのですが、この日はじめてセンシエントな知覚としてアヨコスモスの関与を感じました。
これまでは下からの視点で「何となく」だったのが、はっきりと感じた、という違いがあります。
大部分はメゾコスモスだと感じたのでメゾコスモスの知覚部分が以前より大きくなったということではないかと解釈しました。

「眉の上からはみだす」は眉が目を守ることでついていると考えるなら、視覚がはみ出す、一段階上がるなどとも考えられます。
また結婚の話題ですが、指輪に日付が入っていたので買い直したいということでした。
これもナミとナギの話の続きではないかと思います。
指輪を月の軌道と考えるなら、日付は限定されたものなので、以前は限定された月、一段下だったと考えられますが、これを別のものに買い直すことで境界線が変わったのだと思いました。

公園のトイレでは透明で薄っすら白いラインの入った布を纏っていて、はじめ右手側から黒い殺人鬼のようなものの気配がして、向かい合って入ってこないように手で抵抗していました。手はより具体的なものということだと思います。
この黒い影自体がナミではないかと思います。この日、前回とは逆で私はナギの立場になっていたのだと思います。
ナギ側から見た場合の結婚は、砕かれる体験になりました。

4日の夢で神社にいる子供たちに何かしなければないという内容や、白髪のおじいさんがスープをおかわりするという夢を見ていましたが、これはこの日の夢に繋がっていたように思います。
タロットのような数字のついたカードに全部子供が描いてあり、これがバラバラに混ぜられていて私は自分も殺されるのかと恐怖を感じていたのですが、これをアルゴル的に考えるなら、死というよりも再生なのだと思います。
なので、これまでの個の意識に変化があったと解釈します。
子どもということでは、私が最近考えていた5のことではないかと思います。(母にとって子どもは5ハウスでもあるので私は5になっており、イザナミとスサノオのような関係を見ていたのではないかとも思います)
その後、母方の祖母たちが来たのですが、このシーンだけ雰囲気が変化して何か青白い石を登ってくるように感じました。
遠くからやってきたという雰囲気もあり、これは海王星が侵入してくるというようなことではないかと思いました。


冥想と夢見(6)を読んでいて、私はいつの間にかアルシオンとアルゴルを重ねてしまっていたことに気付きました。
アルシオンをアセンダントにするとアルゴルは魚座にくるということでしたが、
これまで何故かアルゴルはそれほどやってこない、と思っていたのですが、同一化していたり、裏側に隠れたりしていたのではないかと思いました。

私が地上に降りてきてしたいこととは何か、改めて考えていたのですが、こだわりたいものというのは特になく、あるとすると、火が歪むのは嫌だと思っていたことでした。
これはジオの火星や個の意識と密接なところのアニムス的なものに対して感じていたのかもしれません。
でも、歪まない火とは石にならない火のことなので、ずっとドリームランドにいたいと言っているようなことになるのかもしれません。笑

出生図を見た場合、私はアセンダントの金星とMC付近の土星の影響か第一印象ではおとなしい印象を持たれるのですが、実際は裏側の冥王星に引っ張られていたり、土星付近には海王星、天王星、月があり、結局、周りにイメージと違ったと言わせてしまい、惑星に対して無関心な場合、勝手に傷ついたり怯えたりするような性格でした。
これは人から見られるという現象を使って、自分で金星や土星を受け止めきれず怯えていたということでもあるのではないかと思います。
火星が12ハウスにあるということもあり、日常では鉄が足りない感じか内面の葛藤として表には出にくいですが、夢のなかでは爆発したりしていることにギャップを感じていました。
考え方によっては、夢に対して火が向くように自分で画策して生まれてきたのではないかとも思います。
私の場合は日常生活において、ボトルネックとしての自分の人格に守られている部分もあると感じています。

アルゴルはずっと火渡りしているような感じということでしたが、13蛇の道でアルシオンとアルゴルを行き来するような関係(作って壊しの繰り返し)は右脳と左脳を近づけたいと思っている私にとっては興味があり、一度、アルゴルを起点の夢見をしてみようと思いました。

アルゴルを起点にしてみようと思った前日、狐が目の前で電話を取り、狐自身の名前を言うという夢を見ました。これはアルゴルがアルゴルとしてやってきたということだと思います。

2022/6/9
電話受付のような仕事をしていて、休憩時間に外をみると茂みの中に弟らしき少年がいた。
次のシーンでは、家で海賊と取引をして大きな機械を作っていた。
突然、電気が消えて、一瞬思っただけでマトリクスに出てくるエージェントのような存在が3秒しないうちにやってくるのがわかった。速すぎて恐怖を感じると、下の階で爆発音や騒ぐ声が聞こえ火事のような煙まで出ていた。
私は上の階でまた眠ってしまい、寝てるうちに数種類の虫に刺されていたようだった。
(蜂やゲンゴロウ?という虫や蚊など)
仲間のような複数人の協力でようやく目が覚め、その後しばらくして自室で目が覚めた。


夢の解釈
この日の夢では、電話受付や弟のような存在を見ていた場面では落差を感じていなかったのですが、思った瞬間に速すぎるエージェントがやってきたり、下の階で爆発音がしたりという場面では落差が大きく、これはアルゴルではないかと思います。
石になったり、生命に戻したりというのがアルゴルの本質と考えれば目覚める過程で破壊されるのを見たのだと思います。
下の階で爆発音が聞こえていた頃、私は上にいると思っていましたが、実際は下にいて虫に刺されたのは、上で起きたことを下で受け止めた時、破壊されたのを隠ぺいして虫に刺されたという印象で受け取ったのだと思います。
仲間のような複数人に起こされるまで、私はずっと行きかう虫に刺されっぱなしでした。私を起こしたのはアルゴルなのかアルシオンなのか、途中で起きたことで刺されていることへの抵抗体が生まれたような気がします。


2022/6/10
家の東側の部屋に座って窓の外を見ていると、巨大な頭が二つあった。
一瞬、山のような、ギザギザのオブジェのようにも見えた後、どんどんドラゴンボールの登場人物の頭のようにも見えて巨人の顔だけ見えているような光景。
朝日をみているような感覚で、すがすがしく、でもいつでも落ちそうな位置にいたので少し怖い。
だんだん時代が変わり、街中のようになる。
廃墟の小学校のようなところに行くことになる。
移動するたび爆弾のようなものが飛んでくる。

母方の祖母の家に泊まることになる。
私はテレビの上についたアンテナのようなものの位置を少しずらしたりしていた。

その後、トイレに行くとお風呂とセットになっていた。
狭い空間だった。私は洗面台をたわしのようなもので洗い、水で流すとたわしが溶けた。
トイレ掃除用のブラシはどこにあるのかと思って、住人に聞くと特にブラシが決まっていないということで歯ブラシや小型のブラシなどが一緒にセットになって入っている箱をみた。
居間の方では宴会の雰囲気で笑い声がする。
祖母がトイレに来たので、私は祖母の髪をトイレの上で洗う。

実家では今日、種植えがあるらしいので一旦帰ることにした。


夢の解釈
家の東側で巨大な顔のようなものを見ました。
これはアセンダントの位置の体験だと思います。この巨大な顔は一瞬山のようにも見え、顔のようにも見えというのを繰り返して、感覚としては朝日を見ているような感じでした。これはアルゴルの擬人化なのか。
だんだん風景が変わり、下に行くと爆弾が飛んでくるような光景になりました。

下の層では、母方の祖母の家に泊まり、掃除をしました。
ブラシのことを聞いていたので、掃除をするにあたりブラシを使い分けることも出来そうでした。(差別化という意味)
祖母の髪をトイレの上で洗っていたのですが、髪は頭から生えたもの、として思考だとすると、思考の汚れを取っていたのか、新たな思考が入ってきていたのか、ということでしょうか。
実家で種植えをするという話だったので、実家を地球と考えるなら、この種を降ろそうとしているのだと思います。
実家の位置の家や、祖母の家や、以前住んでいた場所の家、住んだ記憶のない家、寮みたいな場所など、様々出てきますが、これも別コスモスにある家や他のアセンダントなど、または4ハウスなどを表していると思います。
まだ区別があいまいですが、一つでなく、たくさんの家を転々としているのだなと感じます。


2022/6/11
大きめの教室と庭を交互にジャンプしていた。
先生のような人がやってきて、教室でピンクのロングスカートをみせ「これは誰の?」と聞いた。私は色違いを持っていたので、赤のスカートを見せ、同じ種類だと言った。
妹が沖縄からボートを漕いでやってくるらしい。
私はブログのようなものをみて、トップ画面に見たことのある絵を見つける。でも夢では誰が描いたものかよくわからなかった。
集団の何かの絵で、端っこにいる一つ目の巨人のようなのに親しみを感じていたが、次のブログを読んだ時、その部分だけ消えて真っ青(空のような)になっていた。
ブログには私の見たものをショートショートにしないで欲しいというようなことが書いてあった。
実家の庭に編集のような人が来て、私に出版をどうするかというのを聞いてきた。


夢の解釈
教室と庭をジャンプする、これは箱と外を行き来するようなことだと思います。
先生は哲学を教える人、と考えました。
どんな哲学なのかというと「ピンクのロングスカートは誰?」というもの。
これではまだ具体的過ぎますが、布の種類は私と同じもの、しかし色が違うというものでした。ロングスカートなので、下半身を隠す布で、ピンク(薄ピンク)なのでこれは赤と白が混ざったものです。
妹が沖縄からボートでやってくるのは、ボートは水の上で漕ぐと考えると、空気のラインの意識体。ボートは宇宙船です。(アンドロメダ?)

私はブログのようなもの(思考)をみて一つ目の巨人のようなのに親しみを抱いていました。目覚めてから、これはどこかの画家の絵と似ていると思ったのですが、ルドンの絵で「キュクロープス」という絵があり、これとよく似ていました。
ですが、「ショートショート」にすると消えてしまった、というのはショートショートは短いながら起承転結があり、ここに収めてしまうと一つ目の巨人ではなくなるのではないかと考えました。
一つ目なので、片方の目というより右左が合体した目のことだと思います。
実家の庭で編集の人が出版をどうするか聞いてきたのは、私がどう解釈するか問うてきたのだと思います。
編集なので作る側の意識と考えるとアルシオンなのかもしれません。
実家の庭ということからまだ家の中には入っておらず、これは上の夢の種植えと関係すると思われます。


まとめ
まだ、アルゴルの夢見をしようと思ってから数日しか経っていないのですが、アルゴルとアルシオンを行き来しようと思っていると何故か芸術的な印象がやってきました。
アルゴルだけだとやはり破壊的で下の自我はそれを守ろうとします。
その間を埋めるものとして芸術のような印象がやってきたのかもしれません。
私は普段は共同生活を送っているので、恒星意識と生活の間を埋めるものとして部屋に自分の描いた絵を飾っています。
安定していれば白壁で十分かと思うのですが、私はまだそうではない(揺らいでいる)のでなるべく抽象的な絵を描いてそこから日常から離れるという方法を使っています。
集中してるとたまに絵が枠から飛び出ているのを見ます。笑
例えば、芸術を親と思うことで、自分の先にあるのは無形の親だと感じます。
そういう意識で絵を描くと自己満足にとどまらず、自分が絵を産んだのでなく、絵から自分が生まれたと感じ始め、目の前の絵に対して上手いも下手も感じず、自分で描いたとも感じず、ただ存在するのだと思い始めます。
今回の探索のメインはアルゴルだったのにいつも自分が芸術に対して感じていたことがより深く刺さってくるようにも思いました。
これも日常の意識的には破壊に近いと思います。
アルゴルを起点にした他の恒星やサビアンなどでも考えてみようと思ったのですが、今回は長くなってしまったのでまた後日試してみようと思います。

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