ベテルギウスの夢

久々に見た怖い夢(ベテルギウスの夢だった)と最近ざわついていた金星、水星の夢の内容をまとめました。

夢1
ギャンギレ男に殴られる夢

(2022/4/12)

ある教室でクラス中の人たちがテスト勉強をしていた。
私は研究者の一人のようだった。
このテスト勉強とは教科書だけではなく、専用のコピー機を使わなければならないようで、最後になるほど人数が集中して大変なようだった。
みんなコピー機を早く使いたい。この教室を誰から先に抜けられるかみたいな雰囲気になっていた。
私は同じ教室にいたある生徒にタロットカードのようなものを見せられた。そのカードには「Lovers」とあり、恋人のカードか、と私は思っていたが、地上のカードの絵柄とは違っていた。

そのカードはピンクと銀を混ぜたような色合いをしていて、四角の中にまた四角が続いているような柄ではあるが、四角の上下の線が私からみて上は左、下は右が長く、四角からはみ出ているような柄になっていた。(次の瞬間にはリラは四角、という言葉を聞いた夢を思い出していた)

その後、休日の昼頃の空気感、さらにアジアの空気感の場所にシーンが飛んだ。
私はある白いアパートのような場所にいて、知人や家族といるようだった。金魚を買っていて、そうめんのようなものがあった。これは夏だろうか、と思う。
姉と映画を見る予定のようだった。
Twitterで人気だという監督の映画をみていた。
はじめは韓国映画のパラサイトのような雰囲気だった。(地下と階段で垂直に行き来するイメージなど)
押し入れのような場所から移住できるというようなイメージなども出てきて、夏のリゾート地のような感覚で知人などが実際にそこに行くという話になる。
だが、押し入れの中に入るとそこが完全に閉まってしまい、まるでミキサーの中というようなイメージになる。(そこで混ぜられて死ぬというような)私は恐怖を感じ逃げることにした。
町はいつの間にか暗い風景になり、逃げながらまたタロットのようなものを持つ知人に会う。そのカードは「奴隷」という話を聞く。
見つからないように逃げながら過ごさないと奴隷になるというような印象に怯える。

その後、洞窟のような場所から、地下の扉を開け、別の知り合いに会う。
TVのようなものにパフュームの3人(真ん中の子の様子が変、何となく動物のような)そこから今度は美容院に出る。(このあたりの印象変換は通路を通っているような感じ)

気づくと次のシーンでは実家に戻っていて、留守番を頼まれていた。
家族は「きっと誰も来ないだろう」と言って出ていったが、その後すぐに客人が来た。
白髪頭で太った老婆とその家族らしき白髪の女性だった。
玄関には大きめの銀色の遮光シートのようなもの(筒になっていて中が紫に見えた)が二つ置いてあったが、老婆が勝手に入ってきてしまったので、急いでそれがぶつからないようにずらした。

リビングに案内するが、明らかに身近な親戚ではなさそうだったし、どうしようかと悩んでいると祖母がやってきた。
どうやら祖母ですら、名前も忘れていた、という親戚らしかった。
お土産のケーキの箱などを預かり、姉がその箱をどこの商品か調べていた。
席についた後、老婆が徐々に別の白髪の知り合いに変化して「ツェッぺリンを持ってきてほしい」と言われた。

その後、すぐにレッド・ツェッペリンとレコードのようなものが浮かぶ。
私は、「なるほど、歌うんですね」と言ってレコードをとりに玄関の方に行くと、玄関にいた姉に「今から似合いそうな服を買ってくるから」と言われた。
先ほど、姉はケーキを調べていると思っていたがどうやら私が着る服を調べていたようだった。(女優のYと似た人が薄ピンクのロングコートに白Tに白いワイドパンツを穿いてる画像だった)

玄関で姉が出かけるのを見送ると、その場所がそのまま別の場所に変わり、玄関のドアを閉めていたはずが、公共機関のような、駅のような場所の大きな窓、簾のような形をしたガラス戸の鍵を閉めていることになっていた。

私は外を確認し、鍵を閉めていたようだったが、何かに引っかかったようで警察が来た。
「タクシーのドアにぶつかった」という話で更に「市長が靴を置いたせいだろう」と二回言われたが、私は何のことかわからず首を傾げた。
市長という話が何故出てきたのか分からず、おおごとにしたくないと思っていた。

一度、何の用事でここに来ているのか確認するために奥に下がると、何かの受付で並んでいる途中のようだった。
その時、態度の大きい、細身でスーツを着た男が乗り込んできた。
どうやら、タクシーに乗っていたお客のようだった。
頭は半分スキンヘッドだが、ところどころトサカのようにカラフルな髪が生えていた。
髪の生え方が閉じかかった扇子のようにも見えた。
男は激怒した様子で「誰だ」と叫んでいたので、私を訴えに来たのだろうと思った。
ここでも、おおごとにはしたくないと思っていたので、手をあげ「ぶつかったのは私だ」と言って前に出た。
その途端、ぶん殴られ3メートル後ろぐらいまでつき飛ばされた。

二度目の夢

その日は自転車で学校に行く予定だった。
私は姉のおさがりを使っているらしかったが、いつの間にか無くなっていた。
父に自転車をみなかったかと聞くと、錆びれていたので移動したという話だった。
私はどうやって学校に行こうかと悩んで家に戻った。家には、沢山の子供とその母たちがいた。
何やら料理教室のような集まりらしく、母が母たちの相手をして、私はそれが終わるまで子どもたちの遊び相手になった。
キッチンにいる母たちを覗くと、何かのゲームのような、クイズのようなことをしていた。景品は表向きフライパンだったが、もう一つ、種というのもあり、種はこっそり、ある主婦に渡した。


夢1の解釈


この日は、久々に怖い夢を見たと思って目覚めました。
大体、夢の世界の方が良いと思って目覚めることが多いのですが、この日は一度目覚めた後、夢でよかったと思っていました。
タロットのような世界に入った場面が特に怖かったのですが、これは惑星でのことだったのかもしれないと目覚めた後に思いました。

「Lovers」とありましたが、地上で見る絵柄とは全く違い、男女も天使もおらず、数字もありませんでした。横線が片方ずつはみ出た四角のような図形が大小重なっていて(ここにも意味があるのだろうかと考えると、完全な四角ではなく、上と下の片方ずつが横に無限、といった感じなのか、などと考えてみました。偏った四元素をみた可能性もあります)

ピンクと銀が混ざった色合いがベースでした。
キラキラと光るカードを見ていたら、そこにリラの雰囲気が重なった、何かが似ていた、というような記憶ですが、リラのことなのかはわかりません。この銀とピンクが混ざった色は磨いた銅にも似ていると、後々思いました。

その後に入った世界(映画の一つのような感じ)で見た「奴隷」というカードは12吊られた男と16塔のカード(どちらも逆位置)を掛け合わせたような雰囲気だったのですが、これも地上のカードとは違うものでした。と、いうか地上にはないカードでした。(これは惑星特有の陰の印象を私が変換したものかもしれません)

横移動と縦移動が混ざっているように思いますが、もしかすると地球の中の一つだった可能性もあります。

家で留守番を頼まれたシーンでは、白髪で太った老婆と同じく白髪の年齢不詳の女性がやってきました。
私は遮光シートのような筒をよけて、彼らを家に通したのですが、祖母でも名前を忘れていたという遠い親戚のようでした。
遮光シートをずらしたことで入って来れるものと考えると、太陽に関係しているのかもしれません。

「ツェッぺリンを呼んでほしい」と頼まれましたが、レッド・ツェッペリンが浮かび、どういう意味だろうと調べると、レッド・ツェッペリンは「鉛の飛行船」という意味らしく急降下、空から落ちる、売れない、などのニュアンスのようです。
飛行船は宇宙船のようにも思いますが、鉛とすると、土星とも考えられます。

ツェッぺリンを探しに行こうとしたら、そこから姉が私に似合う服を買いに行くというシーンになりました。
それまで姉はケーキを調べていると思っていたことも含めると、このケーキは老婆の言う「ツェッペリン」だったかもしれません。
そして、「私に似合いそうだ」と姉に見せられた服は薄ピンクのコートに中は上下白い服だったのですが、この色合いを考えると、上で書いた銀とピンクを混ぜたカードの色にも似ていて、ここにも磨いた銅のイメージが含まれているように思いました。
グラデーションのある、赤と白に関することのように思います。

窓を閉めている時にタクシーにぶつかった、ということで警察がきました。「市長が靴を置いたせい」と二度言われたのですが、市長や、駅、市役所のような場所、と考えるとメゾコスモスだったのかもしれません。
靴には様々意味があると思うのですが、器、あるいは地上を歩くためのもの、保護するもの、などでしょうか。
そこに、何かが引っかかったというような。

激怒した男性が乗り込んできましたが、この男性の印象は明らかに知っている、という感じがしました。
おそらく、下から見た太陽ということで、激怒しているように見えたのだと思います。男性はかなりキレていて、殴られ、3メートルほど飛ばされました。
かなり怖かったのですが、整理して考えると、これはメゾコスモスに降りてきた太陽のようにも思います。
私の印象では、この男性はベテルギウスのように思いました。
上コスモスの自分だとすると、別人格過ぎてちょっと笑える迫力でした。

夢の中で感じた印象だけで考えると、今回みた夢はシリウス、リラ、ベテルギウス、海王星、土星、金星などに関係があるのではないかと思います。

下のコスモスがざわついているという感じがずっと続いていたのですが、これは太陽の介入なのかもしれない、と今回の夢でようやく繋がった感じがしました。
同じようにタクシーの夢を別の日にも見ていたのですが、その時は金星、地球という内容で見ていました。それが夢2です。


夢2
地球、金星のタクシー

(2022/3/24)

誰かの日記のようなものを見ていた。
それは金星と地球のことのようだったが、よく読むとタクシー会社の抗議文のようなものが長々と書いてあった。
愛(最愛)についてのタイトルのドラマの撮影でタクシーに乗るシーンがあったらしく(何となくラ・ラ・ランドの映画の一部のシーンのようなものが流れる)、その撮影により車の通行を止めたことで地球と金星のタクシーが一時すべて止まったというものだった。
(その撮影を中心に車がどんどん止まっていく映像が流れる)タクシーを止めて撮影をしたことに抗議する、というような内容。
私の妹はその日、その場所に出かけていて巻き込まれたかもしれないと思う。
妹を見送った日、会社の面接でタクシーを使ったようだった。その日の光景と重なり、妹を見送った後、私はテレビをみながら黄色い服とスキニーをいつもよりきつく感じ、太ったのではないかと焦る。(輪郭が膨張したという印象)

夢2の解釈

この時期は、アルシオンの夢見をしていたのですが一時期から急にざわざわとした内容が増えていきました。
夢1の「Lovers」ともどこか共通点がありそうなのは、最愛という言葉やラ・ラ・ランドの内容が恋愛や愛に関することだったというような部分です。

これは金星と地球の関係という長々とした抗議文のようなイメージで出てきたのですが、いま考えてみると、太陽の介入に抵抗する惑星とも考えられますし、金星と地球の断絶に関すること、という風にも考えられます。
そこに何か波が起きているというようなニュアンスだったのかもしれません。
夢1で言えば、この撮影とは「市長の靴」によってやってきた太陽だったり、私が窓を閉めようとしてタクシーにぶつかった、というようなことではないかと思います。(意味が二重に重なっている気がします)
窓を閉めたのか、開けたのか、どちらなのかはコスモスによって表現が異なると考えると、下からすると窓を開けた、ということになるのかもしれないです。

夢3
文房具の夢

(2022/4/13)

二段ベッドの下にルームシェアみたいな雰囲気で誰かと住んでいるようだった。
ベッドにかけられたカーテンの奥には透明な楕円型の容器が並んである。
その中に綿棒が入っている容器を探していた。
複数の容器の中から綿棒の容器を見つけ、手にすると、以前はここに泊っていいと言われていたはずが、状況が変わってしまったようだった。
その後、私は消しゴムや文房具を販売していた。
新商品と定番の売り場をチャックし、やはり定番は安定していると感じていた。
特に消しゴムは品質が大切だと。
次の入荷のために今後、どのくらい必要かを計算しなければならなくなった。

ショッピングセンターのようなところに出張販売に行き、文房具の遊び方や使い方を教えていた。
何か、魔法のようなイメージになった。(以前の夢に登場した魔術師のような黒髪の女性が上司として入ってきて一緒に販売を始める)
その時出会った人の中に中指(そこでは水の場所らしい)にロゴを入れようと思う、という人がいて、相談を受けたのでアドバイスをした。
指に関する話題が続き、何人かと話し合いをしていた。
消しゴムと鉛筆のような商品。他にも何種類か新商品がある。男性ばかりの職場で文房具を人気にする方法などの話題になる。


夢3の解釈

私は文房具の夢をよく見ていて、それを以前は文房具に関する仕事をしていたからだろうと思っていたのですが、おそらくそれだけではなく、文房具が筆記に関することだからというのもあるのだろうと思います。
特にこの夢では消しゴムが重要というような印象でした。
消しゴムは書き直す時に使いますが、よく消えないが遊べる消しゴムと定番のよく消える消しゴムのことを言っているように思いました。よく消える消しゴムが売れていたことで、次の入荷の計算をしました。

ショッピングモールに出張販売というシーンでは、中指に水とロゴを入れる相談を受けました。
水にもいろいろ意味がありそうですが、最近、松村先生の7つのコスモス(5)を読んで、メゾコスモス上中下の内容や水星がイライラしているように見えた夢のことなどが書かれていたのを読んだことで、水星を探索してみようと思っていたところだったので水と出てきたのではないかと思います。

男性ばかりの職場で文房具を人気にする、というのはおそらく男性というよりも男性性のことで、消しゴム、鉛筆、その他新商品を流通させたい、なにか、流れをよくしたいというようなニュアンスがあったように思います。

夢4
水星探索

(2022/4/16)

実家の廊下に大きな機械(精密なソフトが内蔵されている)が置いてあった。私はそれを操作してデータを処理していた。
すると沢山の図形と計算式のようなものが出てきた。
映像の編集のように見えた。
そこからレストランに入り、複数人と話した後、だんだんレストランからカフェ、そして回転寿司の店に変化していった。
私は仕事の相談などをしているようで、知人にある資料を見せられた。
私の名前の横に8とハートマークがあり(まるでトランプみたいにそれぞれマークが出ていた)他にも様々な人のデータがあった。

IKKOのような着物を着た人が近くに何かを持ってきた。見ると札束に見えた、私はそれに白い布をかけた。

その後、トイレに席を立ったが、リュックに長財布か携帯のようなものが二つあり(形だけで考えると長方形)、それを持ち移動すると、トイレではなくある教室に移動した、ということになっていた。
手に持っていたのはノートになっていた。

そこははじめ白い個室で、学年の違う生徒が何人か集まってきた。
私がその部屋に入った時、先輩だという人たちがいたが、白いTシャツに青いズボン(ジャージ)を着ていて、なぜジャージを着てこなかったのかと言われた。(私は私服だった)他にも私服の人がいたがもっと上の学年の人たちだった。(最後の方にやってきた先輩たちは美術の先生の「禿げたおじさん」の声が小さいと話していた)

白い部屋はだんだん茶室のようになった。
何の授業かと思っていたらマイクを回し「白日」という曲を歌った。
どのフレーズを歌うかは回ってくるまで分からなかった。
あるフレーズを私が歌うと、部屋中が春のようになり、全体に桜が舞って、ピンクのライトのようなものが付き始めた。

夢4の解釈

水星は占星術でコミュニケーションや知識、神経など、あるいは太陽から初めに分割した、などとみると思いますが、この夢で図形や計算の処理をしていたのも水星の印象なのかもしれません。

この日は、きっと水星はざわついているだろうと思って寝たのですが、予想外に安定感がある夢でした。
惑星はいつも夢で経由していると思うのですが、その都度変化があり、どんな世界を見たのかはその都度対象化、意識化していく必要があるのだなと感じました。
(計算で導かれるものと直感の両方で)

名前の横に数字の8,ハートとあったことを考えると、例えばトランプなどではハートは愛についてかと思うのですが、こうやって書いてみると私が見ている近頃の夢はずっと連続して愛のこと、みたいな印象があります。
このあたりは海王星や太陽の影響があるのではないかと思います。
(デュートロコスモスとメゾコスモスの間あたりのことのように思いますが、まだ分類しきれないものがあります)

札束がぎっしり入った箱に白い布をかけていたのですが、これは形になって分類わけされていたもの、価値が完成したものに、また白い霧を、あるいは雲を、被せたような感じがしました。
美術の禿げ頭の先生の声が小さい、というのはサビアンのおとめ座28度のことかもしれません。
「白日」という曲を歌ったのですが、白日には様々意味があることを考えると身の潔白、の他に太陽のこと、とも考えられると思います。
そう考えると、この夢にも、太陽の介入があるような気がしました。

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