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立方体の夢

数日前にミディアムランド(夢と地上の中間状態)でみた内容で、手に蛇柄の血管があり、地図のようになっていたのが気になってまた夢見した。
全て筒状で透けているのに、右手に一か所だけ小さな金の立方体があり、それが何なのか興味があった。
立方体はひとつの世界なので、右手側に世界がある。
これを三つの樹で考えるとBの樹だけど、金の立方体という事だけだと抽象的にしか考えられないので一度そこに入ってみようと思った。

身体を置いてきたような、心臓の痛みはその後だんだん無くなったけれど、チンパンジーみたいな姿勢になってしまって一日外出困難だった。笑
この日は新月&日食だったのでその影響もあるかもしれない。

ここ数日、いつもより上手く寝返りが出来ていないらしく身体が痛かったが、今は自然に寝返りが出来るような状態に戻った。
またリズムが変わったようで、夢の解釈も難しいのが多い。身体的には波乗りをしているかのような時がある。
たまにシータ波の状態のまま身体が目覚めにくいような時があり、切り替えが難しいと感じる事が増えた。夢見は毎日試行錯誤だなと思う。日々、思うことも状態も変化するのでこれについて考えるのは楽しい。


金の立方体を意識した日の夢(ミディアムランド)では、電車を待っている途中、ショップに行って、また戻ろうとするとトイレの近くに知り合いの男の子がいた。
トイレは異次元との境界線を表す。
男の子と私は微妙に違う世界にいる。
黄色い服が印象的で、起きてからこの日見た黄色は、この間の金の立方体の事ではないかと思ったが、絶妙に違う世界を見ていたので、少なくとも立方体の同じ面にはいない。

異なる三次元に入った直後は、そのままこの世界と似た生活だとしか思えないような印象、感覚が残るが、解釈をしていてやっとストーリーの中から解放される。
黄色い服の知り合いは、立方体の擬人化であり、しかしストーリーが進むにつれ一面ではなく色んな面や点や線に移動していたかもしれない。

この知り合いに話しかけると、どこかの別の子に夢中なようで私にはあまり興味を持っていない。
すると何故か母親のような気持ちになり、私は緑と赤の入った上着を買ってあげようと売り場に戻る。
3種類の奇妙な絵柄の本を見つける。目が空洞で髪色が赤い子どもがその中の一つを買うように指示してきた。
ショップは閉店間際になり、ギリギリな状況で本を持っていくと、さっきの男の子が自殺未遂をしたというのを聞く。
何故先に黄色い子を帰してしまったんだろうと気になり、その後、家族と車で様子を見に行くと、家にその知り合いが運ばれていくのがみえる。
お手伝いさんのような人たちが出迎えている。

他の親戚や家族などがぞくぞく帰ってきているが、どの人たちもカラフルな印象でちょっと怖い。姿が異質でやたら背が高く、細かったり髪が派手だったり。イメージだとハウルの動く城が近い。
みんな別次元の政治家や富豪のように見える。

私と途中から出てきたアンチマタ―はお見舞いという事で様子を見に行くが、中に入るとうわさ話や回想のようなものが流れ、知人には会っていない。
家から出る時、その子の母が「この話(自殺未遂)は外に漏らさないでくださいね」と言っていた。
私はアンチマタ―と一緒に外に出る。
家の前でお土産のようなもの(食べ物)をもらい、家族の車を探すと、黄色く上が尖った(歪んだ)車がこっちに来た。
アンチマタ―はバスで帰るようでバスを待っているのが見える。
帰る途中に父が「お腹が空いた」と言ったのでまわりを見ると、屋台街のような所にラーメン屋のようなものが出現する。
私はもうすぐ朝になってしまうような時間だと思っていて、長い事待たせたので申し訳なく思っていた。

夢のようだが、立体感があり、感覚がしっかりしていたので夢とも言えない微妙な気分で起きた。


解釈をしてみると、金色の立方体はリニューアルされているのではないかと思った。
私の両手には血管のように沢山の蛇柄の筒があり、右手に一か所だけ金色の立方体があった。
この筒が時間だとしたら、立方体の時間の入れ替えをしているようにも思える。
自殺未遂をしたという情報を聞く前に奇妙な絵柄の本を買い、会計をした。この時に別時間が割り込んできて、立方体が形を変えたのを見たのかもしれない。

金色の立方体の擬人化の家に行くと、異質な親戚が集まってきた。
家を蟹座とするとヴェシカパイシスの月と金星の重なりで、ここでは庭で男の子が運ばれていくのを見たが、家に入った後は男の子は見ていないので、きっと家と一体化していた。
お見舞いに行ったのに会えず、うわさ話しか聞こえなかった。
家の中はバタバタとしていてその両親やお手伝いさんしかみえない。これはCの樹の月かもしれない。
ここでは「話を外に漏らさないでほしい」と言われた。これは「エネルギーを漏らさない」というような意味のように思った。
この世界はミディアムランドで、その外とは地上なので、地上的解釈をしないというようにも聞こえる。うわさ話は最後は原型を失くし、一時的な好奇心で消えてしまう。それでは既存の感覚の餌みたいだ。
自殺未遂は死のうとして死にきれない。死を形骸化したものと考えると、この金の立方体は形骸化していない。死んでいない感覚だ。
家から出た後、家族の車を探すと黄色く上に尖った車になっていて、動くとちょっと歪んだ。家族が乗った車は、同じ意識体というような意味でクラスターを表す。
このストーリー全体を地上の時間で解釈しないなら、これはまだ金の立方体をみていると思う。
金の立方体は宇宙船のように動くのだろうか。
アンチマタ―はバスで帰るようで、筒の軌道に乗る。
家族と乗った車は夜中を過ぎて朝になる。

これは地上ではなくミディアムランドの感覚体なら個人とは言えないのでジオセントリックは使えない。
ジオセントリックが地上の既存の感覚を表すとしたら、そこから少しズレているが存在する。派手な髪や異質な親戚とは立方体を歩く感覚機能そのものかもしれない。
数日前、松村先生のYouTubeでキロンについての内容を見たけれど、色んな可能性について話されていてキロンについて考えるのが面白くなった。
キロンは小惑星で土星と天王星の間を行き来していると言われるけれど、土星と天王星の間は人体の模型で例えると皮膚と空気の間、この太陽系と別の太陽系の間など、範囲を変えていくと解釈も変わる。
Cの樹を身体、感覚、とするならそこに他の影響を持ち込むような動きをしている。
私のジオ(既存の感覚)では3ハウス蟹座の16度にキロンがあり、活動宮それぞれ16度が関係していると考えると思い当たる事は沢山あったけれど、これも地上的感覚の始まりに過ぎず、土台になっているとはいえ、あちこち移動する。
ミディアムランドはもうこの枠からはみ出ているので、第一連想でぱっと思いついた、経験済みの感覚に収まりきらない事が多い。なので夢の解釈は止まった感覚を解放していく。どっちつかずのキロンはそこに風穴を開けるかもしれない。


この日みたアンチマタ―は、前日見た夢で私の後ろに並んでいた存在と似ていて、この立方体の内容も何個かの夢と続いているように思った。
夢の記録(ここに書かなかった夢の記録なども)を見ていると、「実は繋がっていたのか」と後から思うような繋がりが見つかる事がある。

この間、突然三分節がアンドロメダ銀河を意識する状態になったので集中してみると、真っ暗闇で音も聞こえなくなった。
普段は大体、暗闇に入ると何か見えてきて、色がついた霧や靄、エーテル体のようなものを見ている事が多かったが、それもなく、ただ意識だけあるような状態がちょっと長かったので怖くなって起きた。(と、いうか戻ってしまった)
その後の夢では複数人で忙しくしていて、それは途中から踊りのようなものになった。
私は先輩なので中心で何かの仕切りをしなければならず、しかし踊りながら、リズムが合わなくなってきて目覚めた。
仕切らなければいけないのにという夢や、リズムが合わなくなってくるような内容はたまに見る。仕切ると言っても、地上でのリーダーのような事ではなく、世界を動かすというような事だと思う。
意識の放射というような。夢の中ではみんなその意識体の片割れなのだから全員がリーダーのようなものではないか。

暗闇は何故すぐに黒いイメージになるのか。先が見えない状態のときは、次に何かがやってきて、その壁を超えると全然違うものが見えてくる。
同じような暗闇にいても、いつも同じ暗闇だとは言えない。
暗闇はスタート地点なのだろうか。
未来的なイメージを持つと、よく幾何学的なものや宇宙的なもの、火のような要素が出てくるけれど、受信できる感覚が大体いつも似ている。それが高次なものだとはわかるけど、それ以上に変化するのを遮断している。

そんな事を考えていたら、また黒い立方体を意識し始めていた。
金色の立方体は金色というすでに決まった概念、感覚、ベースがあるけれど、ここで言う黒はその感覚の定義がまだ未定だ。
何を受け取るかわからないので、解釈もあれこれ考えるのがいいのだろうと思った。

この日見た夢は少し複雑で簡単にまとめるのが難しいので、あるシーンだけを思い出すと、家のタイルの張り替えに業者がやってきたので、姉とトイレに隠れた。
姉は右手側、私は左側の個室でじっとしていると、カーテン越しに髪がうねった男性が並んでいるのが分かった。
いつの間にトイレの前にカーテンなどできたのか。トイレという境界線の中に薄い布の仕切りが出来た。
その後、気づくと私は家の視点になっていて、家がリゾート施設のように大きくなっていた。

この夢の最後の方では3度について話していたけれど、何かが迎えに来たり、同化したり、また離れたりしながら移動しているのが分かった。
カーテン越しに、いつの間にか同化していた髪のうねった男性はどこかの自分だ。
なぜよくこの髪型なのか気になっていたけれど、直線というより曲線で、波のような形を強調している。
緊張と緩和をいくつか通り、この世界に一体化したらしい。
私のいまの感覚では、未来イメージは幾何学的なものや立方体や直線の複合体に思えるのに、夢では何故か曲線が多い。
家の視点から見えていた世界は、個人ではなく風や雰囲気で清々しい。また個人になると家から少し大きな世界に移動し、グループで会話していた。
この行き来はもっと多方面に解釈していくと、意識が降りれる幅が広がるのだろうか。

星の見え方がどんどん変わっていく。

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