衝撃を超える生、安心

はー、凄かった。
先日友達夫婦の家にお邪魔した。しばらく会ってなかったので赤ちゃんを見に凸った。ローン組んで買った家に遊びに行くのも初めてだった。テレビ通話では見たことあったけど、生をみるのは初めてで既に二本足で大地を踏み、よたよたではあるが1人で歩けるようになっていた。それだけで感動した。

学生時代の友人で、クラスもコースも違うのにそれでも仲良くなったきっかけが、ただ同じ喫煙所によくいるからという理由だった。というか私はほとんど学校に行っていなかったし行っても何故か他の科の男とモンハンしまくって1年で辞めているのに、ウマがあったのか、あわせてくれていたのか。友達になって今でも仲良くしてくれて本当に嬉しい。
心のどこかで勝手に同レベルというか仲間だと思っていた友人はどんどん結婚してお子までつくって、おいてけぼりだ。まぁ今はそれでいいんだけど。
その同レベルだと思っていた友達の家に行って衝撃だった。
綺麗な広い部屋に、マイカーに、デカい冷蔵庫に、赤ちゃんグッズに、広いお風呂に、全てが完成されていた。一方そのころ私は自分の拠点すら確保できず仕事場で寝たり他人に頼っている(さすがに家はあるよ♪)あれ?私はなにをやっているんだろう?VS他人は他人、今は他人の幸せをお裾分けしてもらえばいいじゃない と気持ちがミックスジューチュになった。赤ちゃんと話した後に赤ちゃん言葉がうつってしまう感じも自分…脳が溶けている…と思う。
私が彼らと過ごした時間で印象的だったのが、お嫁さん側は「ママ・主婦」で、旦那さん側はパパではあるけど友達感が残ってた。ママが朝ごはんを赤ちゃんにあーんして拒否されたとき「もう~たべて~、私もう疲れたよ~…」とこぼしていて、優しいあんたがそんなそれっぽいセリフを…と思ったし、朝旦那に何かを強めに注意していて怖かったから私は寝たふりをした。友達じゃなく、頼れるママになっていた。
赤ちゃんは暴れたり大泣きをしなくてこっちが笑えばすぐ一緒に笑ってくれた。あの二人のお子なのできっと優しい子にならざるを得ない。
中学生になったら親に楯突くようになったりするのかなと思うと、めちゃくちゃ楽しみ。できれば私の友達を困らせてほしくはないんだけどさ。他人の子供なのにこんな感情にさせる赤様ってマジANGEL
あまりにもお子がかわいいので「めんこいのぉ~赤ちゃんほし~」と呟いたら野郎どもはお前は無理だろww(わかっとるわい)と言ったのに対して、「いやひだりは絶対いいお母さんになるでしょ」と言ってくれたことがうれしくってうれしくって、なんか勝手に希望をもらえた
そのあとは、この子に何を習わせるか、自分らは何を習ってきた?とか赤ちゃんに関しての話をして楽しかった。人の将来を決めるのは他人じゃないのはわかってるけどそれでも未来の話は楽しかった。私は夜勤明けでほぼ寝てたけど♪(というか安心する友達のお宅にお邪魔するとずっと寝る)

私のわがままで海を見に行くことになったとき、ママはずっと赤ちゃんを腕で抱えていた、パパだと泣く恐れがあるので疲れてもずっと耐えて
パパは私が変な時間に起きて飲もうぜ!コンビニ行こうや!にもイヤイヤついてきてくれて、二人のあたたかさとやさしさに完璧に甘えた。たかが1泊2日、視えてない部分の方が多いけど、幸せそ~。と、心から

最後らへんはお子に「ぎゅー!」って手を広げたら飛び込んできてくれて(2日目でこんな懐いてくれるんだ…チョロ…)と思いつつ湯気に包まれて私は消えた。

あの子を幸せにしたったれ、な?

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