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「今、此処に在ることに感謝」 #26

自粛期間中にめっきり引きこもり気味になった子ども達がいるので、

最近は週末毎に自然と戯れる機会を設け、家から引っ張り出すようにしている。

もともとアクティブなので、竹の子掘り行くよ〜とか農業体験いくよ〜とかキャンプいくよ〜というと、前日から楽しみにして嫌がることはないのでそれは助かるのだけど、

ちょっとすると携帯〜、ゲーム〜、テレビ〜となるので、意識的にそういう機会を作らないといけないという意味では親としては大変ではある。


都内に暮らしているとなおさら、周りに自然と戯れるところを探すのも大変と思うので、さらに意識的にそういう機会を作らない限り、土を触ることすらないのではないだろうか。


そんなこんなで、先週も今週も子ども達を引っ張り出して、自然と戯れに行ったわけだが、

泥んこになりながらも、傷だらけになりながらも、普段見せない子ども達のワクワクした顔を見るとそれだけで来た甲斐があったと思う。

正直毎週となるとなかなか大変であるのだが、やはりこういうことは定期的に行うことも大事なことだ。

無理してでも行くべきである。

何よりも驚いたのは、虫嫌いな子ども達が、山の中に入ると蜘蛛の巣があろうが、虫がバンバン飛んでいようがお構いなしに自然探索をし、走り回り、楽しんでいることである。

家にいるときは、ちょっと虫が出ただけで、ワァーとかキャーとか叫んでいるのに、山に入ると逞しい子ども達の姿を見ることが出来る。

そういう意味でやはり自然が豊かにある田舎に住む子ども達は逞しい。


また自然を介してするコミュニケーションというのは、一致団結感がある。

家にいると、ふとしたことですぐ喧嘩になって、意地悪をしあったりするわけだが、自然が相手だと協力することも覚えないといけないので、コミュニケーションの質も上がる。


やはりコンクリートの人工的なところでなく、裸足で自然を噛み締めながら遊ぶことで学ぶことは多いように思う。

ドロンちょまみれになって洗濯や掃除等もちろんその後にさらなる大変が待ち受けてはいるのだが、十数年くらいの辛抱と思えば、それすら貴重な思い出になるし、子どもの五感を鍛えると思って是非月に一度でもそのような機会を設けることをオススメする。


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