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22/2/15 晴れ 付加価値があるお下がり

 何週か前にバイト先の人と服の話になって、僕の服のほつれを褒めてくれたり、似合っていた革ジャンを褒めたりしたことがありました。そして今日その人が着ていたカーキの軍服についてはなしてくれました。

 そのカーキの軍服は奥さんのお父さんてことはお義父さんからもらったとのことでした。お義父さんは沖縄が本土復帰するまえ基地で働いていて、本土復帰するときにもう基地では働けなくなるからいろんな軍服を段ボールに詰めて、フェンスの向こうに友達呼んで段ボールを投げたらしい。そのときに段ボールに入っていたのがそのカーキの軍服だそうです。めちゃくちゃいい話!!こんないいお下がりはないと思う。今年で本土復帰50年を迎えるこのタイミングで聞けてとても良かった。100年迎える頃にはバイト先の人の孫にでも受け継がれているのだろうと思いました。

 僕も何か付加価値のついたもの、形があれど無かれど、そんなものを残していけるのだろうか。

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