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爺ちゃんの独り言 171

読了 科学者達が語る食欲 デイヴィッド・ローベン・ハイマー スティーヴン・J・シンプソン 訳 櫻井祐子


全体的にダン・アリエリーさんが行った行動経済学の実証実験に似てて楽しく読めた。

小題にあった

自己申告だと人はずるをする

は、訳者が櫻井さんで同じだけに思わず(笑)


12章 金銭欲

以降は頷きながら読めた。


超加工食品は、食べた時に「美味しい」と思わせ再購入に誘導する。

中でも1800年代からあるペンキ、シャンプーと同じ工業製品は、自然界にもあるのを理由に存在している。


>加工食品のメーカーがなぜタンパク質をケチり、炭水化物と脂肪を大盤振る舞いしようとするのかは明らかだ。それによって、製造原価を抑えられるからだ。 そのうえ今見たように、消費者の食欲を操作して過食させることまでできるという、おまけまでついてくる。


このあたりは。利益をもっと上げたいと行動した経験があるので悲しいかな納得する部分があった。

現時点で嘘はついていない。証拠がない。

は僕も使った経験がある。


ガンや腫瘍の治療で胃を切除した人にも空腹感があり、空腹感に胃は無関係を読んだ時、脚を切断した人が痛みや痒みを感じるのと同じで脳神経って物がないのにすごいよね。


寿命が延びると繁殖の減少が起こるトレードオフの関係があるらしく少子高齢化は自然現象かもしれない。


故スティーブ・ジョブズのような菜食主義者でもないし断食経験もないが、

内勤サラリーマンをしてると

食べたくないのに食事時間だから食べるのは正しいのだろうか。と思う事が多々ある。

食べたいときに食べたいものを食べるというもっと動物的で良いんじゃないだろうか。そして、適度な運動は必要。そして相方から呆れられてるナッタマ(納豆と生卵を混ぜたものを温かいご飯にかけて食べる)は今後、自信を持って続けようと(笑)


栄養学には興味はないが経済的要素が絡んだ話は未だ興味がある。

知らないで対応できないよりも知っていて対応しない選択をしたい。

櫻井裕子さん良い本をありがとうございます。m(_ _)m

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