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行政書士試験記述式の予想問題を作成してみた9(民法)

前回の、行政書士試験記述式の予想問題を作成してみた8に続き、今回も記述式の予想問題を投稿していきます。今回は、親族・相続となります。
親族・相続分野の過去の出題傾向を見ると、だいたい2・3年に1回ほどの頻度で出題されていることがわかります。
さらに、相続業務をしている行政書士も多数いますので、親族・相続分野の勉強が重要であることは明白です。よって、合格後の実務も見据えてしっかりと勉強しましょう。
:お手元に六法全書をご用意ください。ご用意できない場合はこちらをどうぞ→e-Govポータル https://elaws.e-gov.go.jp/


予想問題一

問題
 
A(男性)とB(女性)は10年前に交際をしていたが、その後別ることとなり、今は別々の人生を歩んでいる。だが最近、AとBは偶然街で遭遇し再会をした。Aはその時にBからある事実を告げられた。
 それは、AとBとの間の子C(10歳)が存在していることであった。BはこれまでAに隠してCを育ててきたのだという。これを聞いたAはCを自身の子として認知したいという思いに駆られている。
 民法の規定上、Aが有効に認知するためには、認知がいかなる法律行為であるがゆえに、どのような方式にて認知することができるのか。40字程度にて記述しなさい。

記述枠
記述枠

解説と解答

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