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行政書士試験記述式の予想問題を作成してみたα4(民法)

前回の、行政書士試験記述式の予想問題を作成してみたα3に続けて予想問題を投稿していきたいと思います。前回までの行政法から民法の領域へと移ります。まずは、総則の問題となります。いうまでもないことかもしれませんが、行政書士試験合格のための秘訣は、

民法マスターになること!!

と断言できます。記述式問題を通して民法への理解を深めていきましょう。それでは解いてみてください。
:お手元に六法全書をご用意ください。ご用意できない場合はこちらをどうぞ→e-Govポータル https://elaws.e-gov.go.jp/


予想問題一

問題
 
未成年者Aは近親者の死亡により甲土地を相続した。するとAは、甲土地を法定代理人Bの同意を得ずにCに3000万円で売却してしまった。このことを知ったBは、法定代理人の同意を得ずに行った法律行為であるとして、当該売買契約を取り消した。
 だが、甲土地の売買代金は、Bが取消をするまでの間に税金、不動産仲介手数料、Aの浪費などによって2000万円にまでに目減りをしていた。
 上記の場合において、当該売買契約の効力はどのようになり、いかなる結果となるのか。また、Aはその場合において何をすべきこととなるか。「当該売買契約の効力は」に続けて40字程度にて記述しなさい。なお、Aは詐術などは用いていなかったものとする。

当該売買契約の効力は

記述枠
記述枠

解説と解答

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