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行政書士試験記述式の予想問題を作成してみたα6(民法)

前回の、行政書士試験記述式の予想問題を作成してみたα5に続けて、今回も行政書士試験記述式の予想問題を投稿していきたいと思います。今回は債権(総則)となります。
人と人との契約・権利関係に関する債権法の分野は、まさに民法そのもの!と言ってもいいでしょう。必ず得意な領域としてください。
それでは解いてみてください。
:お手元に六法全書をご用意ください。ご用意できない場合はこちらをどうぞ→e-Govポータル https://elaws.e-gov.go.jp/


予想問題一

問題
 
過去の有名野球選手が日本記録を打ち立てた時のバットを所有するAは、Bにそのバットを300万円で売却する契約を結んだ。だがAは、そのバットを自身の責めに帰すべき事由により滅失してしまい、引渡債務は履行不能となった。契約時においては、オークション会社の査定にて当該バットの価格は上昇しており、結果、500万円までに値上がりして数か月はその価格を維持した。だが、その後に350万円まで値が下がった。
 Bは転売を考えていたので200万円の利益を得ていたはずと考えており、最高額での損害賠償請求を考えている。この最高額の呼び方を文言に交え、この請求が成り立つ場合を40字程度にて記述しなさい。

記述枠
記述枠

解説と解答

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