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行政書士試験記述式の予想問題を作成してみた7(民法)

今回も、行政書士試験記述式の予想問題を作成してみた6に続き、民法の予想問題を投稿していきます。今回は債権(総則)となります。
債権法の領域は民法の中でも一番ボリュームがあるので、今回の債権(総則)と次回の債権(契約)の二回に分けて投稿していきたいと思います。:お手元に六法全書をご用意ください。ご用意できない場合はこちらをどうぞ→e-Govポータル https://elaws.e-gov.go.jp/


予想問題一

問題
 
Aは時価2000万円の甲建物をBに2000万円で売却し、建物の引き渡しと同時にBが2000万円を支払う契約を結んだ。だが、Bに建物を引き渡す前、何者かによって甲建物が放火され、甲建物は焼失してしまった。その折、Aは火災保険に加入していたので保険会社より保険金2000万円を受領することとなった。
 BがAへの建物代金2000万円の支払いを免れるためには何をすべきか。40字程度にて記述しなさい。

記述枠
記述枠

解説と解答

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4,208字 / 13画像
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