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行政書士試験記述式の予想問題を作成してみたα2(行政法)

前回の、行政書士試験記述式の予想問題を作成してみたαに続いて、今回も行政書士試験の予想問題を投稿していきたいと思います。行政不服審査法行政事件訴訟法の予想問題になります。
特に、行政事件訴訟法に関しては過去の出題傾向を見ると、約2年に1回!という高い頻度で出題されている科目であり、行政法の記述式において最重要部分となります。ですので、下図のような行政事件訴訟の類型などはしっかり把握しておきましょう。

行政事件訴訟
行政事件訴訟

それでは、解いてみてください。
:お手元に六法全書をご用意ください。ご用意できない場合はこちらをどうぞ→e-Govポータル https://elaws.e-gov.go.jp/


予想問題一(行政不服審査法)

問題
 
Aは3年前より事業を行っており、毎年、青色申告にて確定申告を行っていた。そして、本年度も確定申告をしたが、申告内容に不正があるという疑いにより税務調査を受けることとなり、その結果、修正申告および追徴課税の処分をB税務署長から受けることとなった。
 しかしAは、申告内容に不正などはなく税法に沿った確定申告をしていると確信している。そこで、B税務署において再度申告内容の見直しをしてもらいと思っている。
 このように、行政庁自身において再度見直しをするよう求める申し立てをAができるためにはどのような要件が必要となるか。40字程度にて記述しなさい。

記述枠
記述枠

解説と解答

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