安価に機械ボイチェンを試す(VTシリーズ)Rolad UA-100(UA-100Gも同等品)

1.これは何?
古いマルチエフェクター兼オーディオインターフェースです。('98年7月頃発売,価格49,900円)
最新WINDOWS向けのドライバーが提供されていないためオーディオインターフェイス用途では使えません(色々やれば古いドライバーを無理くり入れられなくもない)

ですが、ボイスチェンジャー機能が内蔵されており、ドライバー不要で本体の操作のみで利用できることからVT-3やVT-4の安価な代用品として使えなくもないです。

2.ボイスチェンジャーとしての性能
VT-3やVT-4の元となったVT-1の機能を継承しているため声の変換だけなら同等。

3.デメリット

a.調整がつまみ(ダイヤル)
オーディオのボリュームみたいなツマミでフォルマントやらピッチやらを調整しなきゃないので操作が手間。

b.メモリー機能がない
頑張って設定を詰めても保存できません……。

c.一度電源切ると前と同じ声になったりならなかったり
個体差なのかもしれませんがモノが古いんで不安定。
(VRCだと実際に話す前にSimpleVoiceCHECKワールドで確認したほうがいいです。)

d.ジャンク品が多い
前述の通りドライバーが最新OSに対応してないので動作確認してない出品がほとんど

4.メリット
安い。(3000円くらいあれば買える)
この値段でVT-4やらと同じ変換ができるのが最大の強み

5.使い方
マイクを接続してモードをVTモードに切り替える。変換後の声はヘッドホン用の出力から取り出してPCに入れるなりオーディオインターフェイスに入れるなりします。
(ピッチやフォルマントの操作は本体の天板に記載されてます)


恋声は遅延が気になるし、VT-4とかVT-3がほしいけど値段高いし試さないことには金出せないなあって人がお試しに使うには最適だと思います。

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