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インタビュー③多くの方に捌く技術を伝えたい

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私が船橋漁港の朝市に参加したのは、漁港の向かいの三井ガーデンホテルの料理長時代でした。

ホテルで提供していた三番瀬シーフードカレーの販売で出店したのが最初です。

そこで感じたのは、目の前の東京湾で水揚げされた魚介類、農家直送の取れたて野菜などを買える朝市にとても魅力を感じました。そしてこの活動の重要性を強く感じました。なぜなら、船橋に住んでいても、漁港があることを全く知らなかったからからです。

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料理に携わるものでさえ知らないのに一般の方が知るわけがない。こんな近くで新鮮な魚介類を買えるのに、わざわざスーパーで輸入された切り身の魚を買うことに矛盾を感じ、どうにかしたい、自分のできることで、朝市を広めるお役に立ちたいと、強く思いました。

ホテル閉館後、船橋漁港の魚問屋ダイサンにお世話になったときに、食育の一環として船橋漁港の朝市の中で『お魚捌き方教室』を開催しました。

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この教室は、まさに自分の思いを形にするものとなりました。

ここで東京湾のお魚を手にして、捌いて食べてみることで、たくさんの生徒さんが捌ける喜びを手に入れ、新鮮な東京湾のお魚の美味しさに感動していただけています。

これからも、一人でも多くの方に捌く技術を伝えて、東京湾の魚介普及をしていきます。

《インタビュイー:薬研堀まごころ料理摩多以・ 齊藤 摩多以》

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