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ヒット曲分析#13 ラストサビだけコード進行を変えてみる
AI作曲アプリAmadeus Codeを開発する時に過去60年分のヒット曲を学習データとして分析しました。その中で気づいた点をシリーズで公開していく「ヒット曲分析」。今回はラストサビだけコード進行が変わっている例を紹介したいと思います。
2020年の年間4位になったDua Lipaのヒット曲。ディスコビートとファンキーなベースラインがかっこいい曲です。サビのコード進行に注目してみたいと思います。
サビの前半8小節は毎回同じなのですが、ラストサビだけ後半の8小節が異なっています。メロディは全く同じでコード進行だけ変えてあるという状態です。分かりやすく2打ち込んでみたので聴き比べてみてください。
コードの順番が入れ替わっているだけですが、曲の雰囲気を変えてラストサビをよりドラマチックに演出できていますね。
BLACKPINKの「Lovesick Girls」も同じようにラストサビだけコード進行を変えてあります。
こちらはコードが入れ替えてあるだけでなく、2拍で変わっていたコードが2小節+1小節となることで更に雰囲気がガラッと変わっていますね。
最後のサビをもうひと盛り上がりさせたいな〜という際には是非試してみてください。
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