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ヒット曲分析#01 VIm - IV - I - V

AI作曲アプリAmadeus Codeの開発時に過去60年分のヒット曲を学習データとして分析。その中で気づいた点などをシリーズで公開していく「ヒット曲分析」。今回は同じコード進行の曲を紹介します。

よく使われるコード進行

ヒット曲には同じコード進行を持つ曲が少なくありません。「どこかで聞いたことがある」というのはヒットの大きな要因のひとつだと思いますので、コード進行が似ていたり、もしくは同じであっても不思議ではありませんね。

ルートがドシラソファミレ...と下降していくいわゆる"カノン進行"、定番の"I - VIm - IV - V"などは曲を作ったことがある人なら一度は使ったことがあるのではないでしょうか。今回はマイナーの雰囲気を持つ、VIm - IV - I -Vを紹介します。

VIm - IV - I -V

Hello / Adele(’16)
Bad Liar / Imagine Dragons(’18)
The Greatest / Sia(’16)
Grenade / Bruno Mars(’11)
Love the Way You Lie (feat. Rihanna) / Eminem(’10)

同じコード進行を使ったヒット曲が存在しているので、逆に考えればコード進行でオリジナリティを発揮しようと頑張るよりも、メロディ、サウンド、歌詞にエネルギーを使った方が良いとも言えそうですね。曲毎の詳しいメロディ分析について知りたい方は是非上の動画を見てください。

Amadeus Codeでヒット曲のコード進行を選ぶ

アプリにはヒット曲のコード進行がたくさん収められています。ジャンルやムードからもコード進行が選択できます。ビートやテンポを変えると同じコード進行でもガラッと雰囲気が変わりますので是非試してみてください。


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