4年間の集大成?卒論を書く

卒業まで残り半年となった。
まだまだ実感は沸かないけれど、卒論が始まろうとしている。ここでやっと卒業するのか、、、、と意識をした。
これから、卒論をかくにあたって時間をかけることになる息抜きにここに議事録を書こうと思う。

『途上国における、デジタル化の意味と可能性
〜これからの日本のあり方〜』

上記をテーマにかいていくわけだが、なぜこのテーマを書くのか。
高校の夏休みには夏課外がある。夏休みという楽しい期間に学校に行くなんて、考えられなかった。高校1年生の時は、疑問を抱きながらも通ったが、高校2年時には合法的に逃げることを決意した。それが留学だった。
その結果高校二年時にフィリピン留学を行った。最初は途上国に一人で行く不安。
世界一治安が悪いと言われた「マニラ空港」からの恐怖心。
行く前のイメージは最悪だった。でも「夏課外に行くよりマシだ」って言い聞かせながら、飛行機に乗った。

初めて飛行機を乗り継ぎ、機内食にワクワクしてた。
ついた瞬間に大きな警察官が拳銃を持って立っていたのを見て、震え上がったのを覚えている。

学校の人のお迎えで、寮に行ってから、ショッピングモールに行った。
行き道にストリートチルドレンに声をかけられ、びっくりした。4歳ぐらいだったと思う。

何かを模索する

そんな日本とは似ても似つかない環境におどろき、何かできることはないかとそのとき思った。
そんな気持ちが留学中にボランティアすることを決断させた。
音楽を通して、子供を救っているNPO法人の方と会い、ゴミ山に住む人々に会いに行った。
近づくにつれゴミの匂いが強くなり、嗚咽が止まらなっかった。ついてからはマスクなしではそこに立ってはいられないくらいの劣悪な環境で一人で涙したのを覚えている。

しかしそこに住む子供たちは、笑顔で走り回っていた。そこに住んでいることを嫌がる様子はなかった。
もちろん教育を受けることはない。
ゴミ山から、売れそうなものを拾いお金に変え生計を立てていた。

何ができるのか

「学校に行きたい??」と聞いた。子供によって返事はまちまちで「行きたい子」も「行きたくない子」も「行けない子」もいた。
行けない子っていうのは、金銭的やゴミ山に住んでいることで周りから一線置かれているなどと行けない理由を認識しているのだ。

視察に行ったものの、私が助けられるわけもなく帰国したのだった。
そんなこんなで、もっと他の国を知りたいと思った。加えてもっといろんなことを知らなければいけないと思った。

そこで大学では、開発経済を学んでいる。
そこでの4年間の集大成をこの卒論にする。

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