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冷静と情熱の間で体操界を客観視する。ジムニティが体操界を変えられる一つの理由

今回の記事、体操界の皆様には少々衝撃が大きい内容かもしれません
予めご覚悟を🙏

体操界だけでなく、マイナースポーツや何かこれから進化を遂げたい現状にある業界において、いや業界ではなく競技成績や人生において進化したいアスリート個人にも言える事ですが、まず始めないといけないこと。それは

"自分の現状、立ち位置をしっかり認識することです"

諦めたら試合終了ですよという日本人なら多くが知っている先生の一言にもこうあります

"下手糞の上級者への道のりは己が下手さを知りて一歩目"

どれだけ体操で成績を残そうと、すごい技ができようと、それらは体操界に通用するだけの限られた話であり、そのすごさや競技の価値を魅力的なものとして世間に知ってもらい更なる需要を確立できるかは全く別の話です。

僕らの愛する体操は素晴らしい。

これは大前提の話として、しかし素晴らしさは伝わらなければ意味がない。
体操の魅力を広めるには競技成績とは別の能力、人材、システム、組織や場所が必要です。


どんなに美味しい魚を釣れる漁師がいても、それを調理できるコックがいて、最高の演出とサービスで提供する料亭があって、はじめて効率よく価値や魅力が世間に届きますよね
いわば、体操界は「幻の貴重な魚だらけ、漁師もいる。でもコックや料亭がほぼない」という状況なのです。
ダイヤモンドですら、その価値を見出し、発信し、需要を確立しなければただの石ですよね。
ジムニティは客観視を大切にし、情熱を燃やしつつも冷静に考え、上に記しているコックや料亭のような体操を素材として価値を活かせる場所と役割も担うつもりです。

多くを語るよりまずは現実を見てみましょう
インスタグラムを利用すると分かりやすいと思います
体操に関して世の中がどれだけ投稿をするほど関心を寄せているかのデータです
(2021年10月14日時点)
#体操 24.8万件
#体操競技 2.1万件
#体操選手 約8,500件

#サッカー 297万件
#サッカー選手 6.2万件
#野球 240万件
#野球選手 4.4万件

#soccer 4,691万件
#gymnastics 1,644万件

#youtuber 3,102万件
#music 3.8億件
#音楽 340万件
#アニメ 317万件
#ゲーム 144万件
#ダイエット 1,524万件


この数字をどう捉えるかは人それぞれです。
何度も言いますが、体操はオリンピック(世界最大の国際的なスポーツ大会)で日本が最も成績を残しているスポーツです。
データが全てではありません、数字では表せられない価値の差は必ずあります。
しかしまずは、体操界の立ち位置をこうしたデータからも受け止める事が第一歩。
そこから、
「どうすればみんなが投稿したいと思うほどのコンテンツで溢れる業界にできるか、共感を生み出す世界になるか」を考え行動していきましょう。
これだけ成績を残しても数字として反映されないのなら、競技としてだけではなく様々な他の業界と共感を生む工夫をしなければ体操の認知度が高まることは難しいとジムニティは考えています。
「体操×何か」ジムニティが大切にしていること。

体操界の多くの組織は主に体操人や元体操人で構成されている印象を強く受けます、それは良い面もありますが、その方法で業界を発展させようとするとどうしても"過去のすごい人達”、"体操の世界からしか社会を見てこなかった人"が集まりやすくなり、現役の若い子達へもその思想によるあれこれが常識だと教育されてしまい、悪い意味で年功序列の意識が芽生えてしまいます。
これも体操界が未だに多くの課題を有している理由の一つかもしれません。
多くの人がイエスマンに偏りがちな業界ではなく、忖度なく内部からも外部からも意思を主張でき柔軟に改善策を受け入れ対応できる、しかも現役世代の若い子達からも積極的に意見も取り入れる、それでこそアスリートファーストであり真に発展していく業界になると感じます。

競技成績だけで業界の全てが豊かになるのなら、日本の体操界はとっくに野球やサッカーのようにメジャーになっており、トップ選手達が平均的なサラリーマンほどの年収しか得られない場合がよくあるというような状況ではないはずです。


ジムニティは多様な人材と共に、柔軟に意見を取り入れ進化していきます🤝


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