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ノルマゼロ、1枚目から70%バックのライブをやります

来る2019/07/19にライブイベントを主催することになりました。動画を作成しましたのでご視聴いただけましたら幸いです。https://www.youtube.com/watch?v=ExAA5B8YOGo

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場所:オルトラウンジ
日:2019/07/19(金)
持ち時間:セッティング込み45分
チケット代:2000円
ノルマ:0
チャージバック:1枚目から70%

▼出演バンドさん
deer eats everything
https://www.youtube.com/channel/UCNJjkaK2RsqkaSoy2tgIhsw

Panda Spike
https://twitter.com/pandaspike_

FOXYASSRIP
https://www.facebook.com/foxyassrip/

▼動機等

ノルマ0の70%バックは自分としてもリスクはあるんですが、これをやれば自分の見たかった景色が見れるんではないかなと、ちょっと思っています。

このイベントをやるにあたって、いろいろな理由、側面はあるんですが、全部を話すと長くなるので、今日はその一部分だけお話したいと思います。暇な方見てくださいw

お伝えするにあたってまずは自分の汚い側面から見せていった方が信頼は得られると思うのでまずはそちらから。

率直に言って、ここ数年、付き合いでのライブ観賞に辟易しています。ライブを見たあと2000円出して損したと思う事の方が多いです。口は悪いですが「なんでお前の道楽のためにこっちが2000円出さなあかんねん」とそう思う事の方が多いです。

これは単純に自分が雇われではなく自営で、下請けではなくメーカーで生計を立てているからに起因すると思います。今作ってるものが何円になるかは出してみないと解らない。そういう勝負を何年もやって、苦労して手に入れた勲章、トロフィーが収入だと思ってます。なので出すときは相手をほめたたえる気持ちで、勲章を、トロフィーを回したい。だからこそ見合わない価格の物に対しては身を削られる思いが本当にしています。

ただ、自分は口が悪いので道楽というような表現をしていますが、正直これは一般のお客さんも感じている事かと思います。昨今のお客さんは目当てのバンドを見たら帰るというのはそのいい証拠だと思います。どうせ次のバンドを見ても大して面白くない。それを肌で強く感じているからだと思います。

根っこの部分として、自分は「舞台に立つ人間の心が赤字を受け入れるほどその舞台は腐っていく」という持論がありますし、実際そうだと思ってます。現状の道楽じみたライブが多いのは、多くのバンドマンさんがライブでチャージバックを貰っていないからではないかと。

もちろん、これはバンドさんが悪いです。ノルマを達成していないと言う事は集客する努力が弱いと言う事ですから。ただ、バンドメンバーとしてはノルマの半分を誰かが達成しても他全員が0と言うようなことが続くと、売っていた人の心も折れる。結果として皆売らなくなる。

ノルマ達成できてないからチケット売ったお客さんをお客さんとして見れてないのではないか。先輩のライブを見に行った時の言動などから……あまり言うべきではないのですが、こちらをお客としてではなく後輩としてみているように感じることがありますので、これはもう明らかだと思います。

そういう悪循環もあるので、ここを見過ごしていたらもっと悪くなるのではないかと危惧しています。もう面白くないライブをみて2000円払ってイライラして帰るの嫌です。その確率が増えるのが正直嫌です。

先日、後輩のライブを見た際、2バンド目が始まる前にリハが始まりました。お客さんが入ってる前でです。本来ならこれは隠すべきところで、これをライブハウス側が容認しているというのも本来あるべきお客を見失ってないかと。見に来てくれたお客さんが、一番大事にせなアカン商売相手やっていうのを僕らは強く、強く再認識せな駄目なんじゃないですかと。

その願いから70%バックに設定し、1枚目からのバックにしました。

この設定ならバンドさんも、売った相手をちゃんとお客さんとして認識してもらえるんじゃないかと。そういう経験をした人が増えれば、違うライブを付き合いで見に行った時に、イライラしながら帰る回数が減るんじゃないかなと。

それならここで12万のリスクを背負っても、年に一回ぐらいの話ならやってみても良いんじゃないですかと。そう思い立って7/19のライブをやろうと決めました。

7/19はバンドマンさんの、おこがましい言い方ですが心の手入れをする日だと思ってます。赤字に慣れて参加してしまった心のサビを黒字ですこし落とせないかなと。落とせたらいいなと。そう思っています。

ご来場いただけましたら幸いです。主催者の売却分は適宜バンドさんのバックに回させていただきます。もし、趣旨に共感するけれども時間などの都合で見に行くのは難しい方がいらっしゃいましたら少額で結構ですのでNoteからご支援いただけましたら幸いです。

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