ライブハウスを拠点として活動するコピバンという物は実はJASRACの庇護下にあるもの

まとめ

コピバンが怒られない簡単な理由ですね。要するにライブハウスがJASRACと契約しているためコピバンが好きに演奏できるというものです。

もし仮にライブハウスがJASRACと契約していなかった場合、1曲毎に権利者に許諾を仰ぐ必要があります。海外のアーティストならその事務所に向けて。作詞作曲は一人とは限りませんから、5バンド5曲ずつとしても50の権利処理をしなければならない訳です。お金も振り込んで、海外送金ですから振込一件当たり3000円かかりますし、手間もお金もJASRAC経由でやった方が安くて楽で速いんです。

こういう庇護下にあるという事実も、実はバンドマンの多くが知りません。著作権と言うものを守ろうと言う意識も実はあまり高くは無いんです。どこでも演奏できるので、それが当たり前だと思っていて、本当は権利的なものを処理しなければいけないケースもあると言う事実を知らない人が殆どです。

そして国内における著作権の話題というものは、ほとんどがこういった著作権を理解していない人がリードしてきました。だから余計に混乱をしてしまっている箇所がいくつか有ります。自分たちが扱う作品、権利なのですからもっと目を向けてもいいと思うのですが……。

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