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みっぴのはなし①大切な存在を亡くし、どうしたら立ち直れるのか。。。その方法を、天国のワンちゃんにチャネリングして書いた物語

私が、まだリーディングセッションを始める前に、愛犬を亡くし、立ち直れなかった叔母に、1日も早く元気になってほしいという一心で書いた、初めての物語をご紹介します。

主人公は、チワワのみっぴ。
みっぴは、私の叔母の家で実際に飼われていた、犬の名です。

みっぴは、残念ながら病気で亡くなってしまいますが、
天国から、メッセージを送ってくれました。



みっぴのはなし①

ぼくは、チワワ。
名前は「みっぴ」
ままのところに来て、12年になります。

ここには、
まま(みんなはママって呼んでいるけど、ぼくは、ままって呼んでいる)と、
パパと、ふたりのお姉ちゃんがいて、
一階には、おじいちゃんとおばあちゃんも住んでいて、
ぼくは、みんなにたくさん可愛がられて、毎日楽しく遊んでいます。

でも、ぼく、病気になってしまったみたい。

身体や頭のなかで、黒い何かが暴れていて、何だか嫌な感じです。
ままが、それに気づいて、病院に連れていってくれました。
だけど、ぼくは、あそこが好きじゃない。
お薬も飲んだけど、このお薬も好きじゃない。

でも、ぼくは早く病気を治さなくちゃいけないから、
頑張って病院に行きます。

だって、ままともっとたくさん遊ぶのだから!

普通なら、このお薬を使えば、病気はすぐに治るのだって。
お医者さんと、ままが話しているのが 聞こえてきた。

でも、このお薬じゃ治らないって、ぼくにはわかったの。
このお薬を飲むと、なんだか疲れる感じだし、
お薬が身体に広がっていくと、飲む前よりもきつい感じがする。
ぼくは、このお薬が嫌で、そのことを一生懸命に、お医者さんとままに伝えた。

でも、ままたちはぼくが早く治ってほしいから、お薬が続いた。
このまま、このお薬が続いちゃうと、ぼくは病気を治す前に疲れちゃうよ。

そうだ!
ぼくはいいことを思いついた。
「モモちゃん」からままに言ってもらおう!!

モモちゃんは、ままの姪っ子で、お姉ちゃんたちの従姉妹。
ぼくに会うといつも、なでなでして、耳の横の長い毛を整えながら、可愛いって言ってくれるの。

モモちゃんには、実は不思議なチカラが有ることを、
ぼくだけが気づいているのです!
モモちゃんにメッセージを送れば、絶対にキャッチしてくれるはず!

あ、でも。
モモちゃんは今、ぼくのこと怒っているのだった。

この前、モモちゃんの赤ちゃんのこと、遊ぼうと思って、たくさん吠えて、うっかり噛んじゃったの。
だから、お願いできないや。

どうにか治さなくちゃ。
自分だけのチカラで治さなくちゃ。

続く

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