広い視野で四々禁を疑え
今回のテーマの発端はこちら
これだけでは言葉足らずなので、具体的に説明しよう。
例えば、↓この問題。(五目クエスト、四追い練習問題より。以下同様)
三を作られたので、四追いで勝ちたい。
剣先が4本。上の方で勝てるかな...?
剣先クリエイトの匂いがするぞ...
四々禁の完成!上の方の剣先だけではなく、下の方にあるナナメの剣先も使うのがポイント。広い視野が大事でしょ?この種の問題に出会う前は、遠くの剣先を使おうとしないのではないか。
↓次の問題。
剣先は3本。どうしよう?
剣先クリエイト、再び。
おトクな剣先を活用して黒に剣先を作らせて、四々禁。簡単そうに見えるかもしれないが、問題図の状態でK6四々禁を疑うには、視野の広さと慣れが必要だろう。
↓もう一問。
剣先が4本。左側が白っぽいが...?
広い視野で見ると、いいことがありそうで...
これも四々禁。何もない状態から三を作らせて四々禁にするのは、気付きにくい。
↓最後の一問。
この問題にも剣先が4本。どこを禁手にする?
広い視野!広い視野!
四々禁できた!4本の剣先を全て使う、気持ちの良い問題だ。
今回は四々禁の問題を、簡単なものから順番に取り上げたつもりだが、もしかしたら、人によってどの問題を難しいと感じるか、異なるのかもしれない。
広い視野で四々禁を疑いたくなる私の気持ちが伝わったら嬉しい。広い視野が有用であるのは四々禁に限らず、実戦や四追いチャレンジで大いに役立つだろう。
記事が長くなるので解答・解説は省略するが、以下に類題を載せておくので、気が向いた方は解いてみてほしい。