上級詰め連珠第239問
出題から時間が経ってしまって、すみません。待ちきれずに解いた方がたくさんいるかもしれませんね。仲間が増えて、良かったです！
解答は1番下にあります。
(よかったら考えてみて下さい)が5回出てきます。気楽に読んで、気になったところで考えてもらえたら嬉しいです。
問題はこちら↓
【上級詰め連珠】連珠(五目並べ)【第239問】
— ハイサレス＠連珠(競技五目並べ) (@haisaresu) March 24, 2020
黒先、追い詰め勝ちは？
難易度(★★★☆☆)#詰め連珠#解けたらRT pic.twitter.com/YPPb8q6986
連珠ポータルで並べた盤面(石を置いて検討可能)は、こちら↓
↑これが問題図、黒先です。
初めに、黒の連と剣先に注目しましょう。
剣先が1本と連が2個あります。(◉は四伸びできる位置、◎は三引きできる位置を示す)。X点は三々禁です。「三々は四三の卵」と言われます。
三三は四三の卵(黒の三三は禁手だが、それは四三を作るためのチャンスにもなりうる。)
— 連珠(競技五目並べ)ぼっと (@renjuspreabot) May 5, 2020
さて、黒石をどこに打ちますか？(よかったら考えてみて下さい)
私は、ここに打ちたくなりました。狙いは何でしょうか？(よかったら考えてみて下さい)
そうです。aの四三と、b1〜b2の四追いを狙ったミセ手＋フクミ手です。ここに黒石を置かれたら、白は、どうしますか？(よかったら考えてみて下さい)
白2を打って防ぎます。aのミセ手をノリ手で受けて、剣先を止めることでフクミ手も防いでいます。黒は困りますね。つまり、私の黒1は、浅はかな手でした。気を取り直して、他の黒1を考えましょう。どこに打ちますか？(よかったら考えてみて下さい)
先程の白2が困るのであれば、先に四伸びしてしまいましょう。白は、どうしますか？(よかったら考えてみて下さい)
図の白4は、aのミセ手をノリ手で、b2のミセ手を焦点で止めて、防いだように見えますが...
実は、黒5の四を止めた白6が四となり、さらにその白6を止めた黒7が棒四となるので、黒勝ちです。これをノリ切り勝ちと言います。実戦で、このような局面に遭遇したら、相手の四ができても、慌てずに棒四を作りましょう。前もって、ノリ切り勝ちを知っておくと安心できます。
余談になりますが、ぴえこ先生のおうちで棋譜並べを観るのが最近の楽しみです。上級詰め連珠の出題者であるハイサレ先生も登場します。(注：ぴえこ先生にも、ハイサレ先生にも、動画の宣伝を頼まれていません。)
<上級詰め連珠第239問 解答>
