私の代わりに言葉を吐いてくれ

躾られた防衛本能ガンギマリ中

負の感情を

文字に起こすことも 

デザインとして消化することも

できなくなってきた自分が哀れに思う


傷つくのが怖くて張り巡らした予防線も

期待しないよう必死に抑えた感情も

幸をなし、無に帰す


本当ならば投げつけるであろう言葉も

語彙力不足につき思いつきさえしない

思いつく感情すら湧いてこない


怒るはずの気持ちを

泣くはずの気持ちを

伝えたかったはずの気持ちを

私の代わりに誰か言葉にして吐いてくれ


虚しいくらい何も感じることが出来ない

乾いた笑いしか吐けない自分に中指を

自業自得が私らしい結末 これにてドロン




余談の余

久しぶりに泣きつきに行った親友の家

何を聞くわけでもなく

余計なことを考える間を与えないくらい

くだらない動画を選び続けてくれた


私が野暮用で家を出たにも関わらず

寝ずに起きて待っていてくれた


ソファーで丸くなるも

寝付けない私が寝るのを遠目に

無言で起きて見守ってくれていた


大学時代、変にちょっかい出してくる奴を

裏で牽制してくれていたのを知ってる


どんどん荒んで 丸くなって 

面白くなくなった私でも

ちゃんとまだ友達として認めて叱ってくれる

私はこの親友に守られてるんだと


男女の友情だって 成立すんだよって

こいつが幸せになるのを見て友達やめよ

それまでもう少し私とまぶでいてくれ

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