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情弱ワールドから早く足を洗ってほしい

自分は個人のブログを書いています。が、更新はたま~に、でアクセスなんて殆どありません。

これを見てください→ http://goldwolf-blog.info/

私が管理している会社のBlogです。

適当にスクロールしてもらえると分かると思いますが、見た事無い文字とか出てきますね。

私の会社はレーシングサービスカンパニーやコンサルティング等をしていて共同でレーシングチームを運営しています。

この見た事無いであろう文字の記事はロシアやポルトガル、あとどっか分からない(笑)国々で配信された私のチームの記事です。

私のオフィスでは日本語・中国語・英語で自分たちの活動内容を"Press Release"と言う記事に纏めて配信します。

配信された記事は通信社やメディアカンパニーを通じてそれぞれの受け持ちとなっている国のこれまた通信社や新聞社(含むネット記事)等へ配信されます。こうして配信された記事はそれぞれの国で読まれているんでしょうね。

さてこの"記事を書く"と言う行為自体は全くお金を生み出しません。

最近『Blogで稼ぐ』と言っている方々から言わせるよ『なんだ、大した事ねーじゃねーかよ』と鼻で笑われそうです。

私はBlogでみなさんが毎月いくら稼いでいるのか全く知りません。毎月200万円なのか、500万円なのか、はたまた1,000万円なのか、全く想像がつきません。

少し前にこのnoteで月に5,000円と言うのをチラ見しましたが、それは何かの冗談でしょう。

その5,000円を稼ぐ為にどの位の時間を費やしたのかは知りませんが、下手すると、いやいや確実にマックのバイトの方が稼げた、なんて話になってしまいます。まともな人がそんな無駄な努力をするとは思えません。

1時間1,000円もらうのと、数時間掛けて数日間掛けて1,000円貰うのとでは意味が違います。

まさに≪時はカネなり≫

です。

Discovery チャンネルでやっている"Fast & Loud"を見てください。

クルマを仕上げるまでを『○○週間』と区切っています。なぜ区切るのか分かりますよね?

さて、では私はどうしてこのモータースポーツ事業で収入を得ているのでしょうか?

一番の大きなポイントは"情報"です。

それはお金を出す側が"情報を発信しなければならない事情"があるからです。

その"事情"とは何か?

それはスポンサーの存在に他なりません。

間もなくサインするある台湾の企業とは300万香港ドル(約4,200万円)で契約します。このうち10%が間に入っている広告代理店、10%が私のマカオの会社に入ります。10%ですから30万香港ドル(約420万円)ですね。

そして"製作費"が若干出ます。"製作費"は記事を書いたり、現場へ行く飛行機代やホテル代等の経費です。例えば上海のライター(雑誌のライター)と年内6ヶ月の契約しました。彼には月に12,000人民元(約20万円)×半年ですから120万円程が支払われます。

チームに切り良く3,000万円を入金しますから、4,300万円-3,000万円-840万円(営業コミッション、代理店とウチの2社分)-120万円(上海の記者ギャラ)=340万円。

つまりうちには420万円(10%のコミッション)+340万円+120万円(中語人のライター分)=880万円がこの作業の売り上げとなり、120万円+αが制作経費として出金される訳です。この+αは日本の配信会社に払う費用などが入っています。

企画提案書を作るに2日、プレゼンとMTGで2日、合計4日間の仕事であとは適当にサーキットに行けば良い仕事ですから500万円位が手元に残れば良いと考えています。

今年のチームへ入れるお金のターゲットは9,000万円と決めていますので、あと6,000万円の売上を達成しないとなりません。ですから最終的にウチの会社に落ちるお金はトータルで1,500万円程を見込んで動いています。

しかし今の段階であと4,000万円は見えていますが、2,000万円は霧の中で見えません(笑)

さて、どーしましょう?(笑)

スポンサーは私たちの活動やその活動を伝える記事が全世界に駆け巡っているのを見て投資価値があると判断してお金を払うのです。

ですから原稿料で数万円のお金を取ったってどうしようもありません。

これはBlogge諸氏が言っている"ブランディング"ですね。

私たちは私のチームをブランディングしているんです。

普段はこのカラーで戦っていますが…

マカオGPの時はうちの伝統のこのカラーになる訳です。

このカラーの時のマカオGPはスポンサーに関しては引く手あまた。この1イベントで3000万円近くの集金力を持っています。何を言いたいのかと言うと文字を書くと言う事は"目的"では無いのです。数ある中の手段のひとつに過ぎないと言う事です。

それを勢い余って"書く事"が最終目的になってしまってそれが"金がなる木"と考えていたとしたら、はっきり言いますと『もう無理』なんです。この情報集金スキームは早い者勝ちであり、自分の周りに付くファンは集金対象です。仮に集める方が"親"、吸い上げられる方が"子"としましょうか?子にとってみんな『あんな親になりたい』と励む訳です。この"励む気持ち"こそ親にとっては美味しいメシのタネ、カネになる木なのです。とても分かりやすい例えをすると親の情報を買っている子達が一斉にやめたら親にはどこからお金が入ってくるのでしょうか?

どこからも入りません。それは見事なモンです。

取る側か?取られる側?の二極しかないのです。それは現代の世の中の構造から考えたら恐ろしいほど薄っぺらな構造と言えるでしょう。

なぜこんな事をわざわざ時間を掛けて書いているのか?と言う点についてお話します。

貴重な時間を無駄にしてほしくないのです。

僕が勧める仕事の仕方ですが、20-30代は"サラリーマン"をやる事を勧めます。組織での動き方、自分自身では知合えないラインを作るチャンスがあります。但しその為には低学歴はダメです。大学もそこそこ良いところに行っていないとダメです。つまり中高生で怠けていた奴はちょっと可哀想なんだけどチャンスは限りなく小さくなります。

私の住むアパートに一時期"世界を旅する一億円ブロガー"なる人物が住んでいた時期がありました。残念ながら彼はマカオのVISAは取得できず、法律をキチンと理解できていなかったので、ここには住めませんでした。もっとも本人はそうでは無いような事を言っていましたが、、、また正直、我が家よりも全然安い部屋に住んでいました。

私はハッキリ言いたいのです。稼ぐなんて五十過ぎてから良い、と言う事です。その代わり五十過ぎたら私の様に少々、身体を壊してもう4ヶ月程、自宅療養していますが、それでもカネをキチンと稼げるようになれば困る事はありません。

そうするにはどうしたら良いのか?大きな樹木がその躯体を支えるにはどれだけ地中に深く根を張るか、に掛かっています。そして周囲よりも沢山の栄養分を吸い上げる事です。

私にはひとりの弟子がおります。元レーシングドライバーでした。ビジネスは教えませんでしたが、考え方を徹底して教えました。彼はいま、世界で一番大きな自動車メーカーの周辺事業をやる会社を経営しています。私の教えた事を徹して守り、常に彼の下で働きたいと言うスタッフが後を絶ちません。

『あなたにとって本当の客は誰か分かるかい?』

『本当の客はスタッフだよ。スタッフがお金を集めてくるんだよ』

彼のもとで働きたいスタッフは日々増えていますから、つまり日々、収益が増えているのです。僕は彼にかつてこう言いました。

「同業者のどこよりもスタッフに良い待遇を与えろ」

ひとりのスタッフで上乗せできる金額が仮に2万円だとしましょうか。私は彼にそれを半分にする様に指導しました。これでは彼は儲かりません。しかし同じ仕事をしているスタッフは敏感です。A社では1万円しか貰えなけれど、B社では2万円貰える。どんどん移籍してきます。やがてA社には人がいかなくなります。そしてその市場で独占的な業務ができるのです。

今、儲けずに数年後に儲けると言う作戦が当たったのです。

どうか時間を無駄にしないで、若い今を一旦、地中に深く潜り養分を蓄えて十年後に発芽するその時に備えてください。


モータースポーツに関わって30年。国際感覚は誰にも負けないと自負しております。国内外のモタスポに関する問題を常に提起していきます。