この世で一番最初の記憶 イン東京

思い出せる最初の風景
2-3歳くらい

その前のストーリーとしては

私が生まれるちょっと前のタイミングで
次男の父が実家の寺を将来的に継ぐことになり
大阪の会社員から脱サラ
修行を経て無事僧侶になった

だが実家の寺はいわゆる限界集落にあったため、
檀家さんも少ないから生活自体が厳しい
祖父が全国で法話等をして、
講演料でなんとか稼ぎを得ていたらしい
田舎のお寺は世知辛い
法事は当面祖父母のみで手が足りるということで
一転、父は京都の本山に役僧として赴任

まもなく東京の別院に勤務が決まり
家族で兵庫からTOKYOへ
このとき私はこの世に産まれて6ヶ月

ここからが始まり

そのお寺には
極楽池という小さな池があった

その池に架かった小さい橋の
欄干の外側に座り、錦鯉をみていた

うっかりバランスを崩して
池に落ちてしまったが
浅いから溺れはしない

それでも巨大な、腹をすかせた獰猛な鯉が
何十匹も集まってきたから
脚を齧られそうで怖かった

その場に大人はいなかった
1人だったかも
泣きながら部屋に戻るとき
自分から垂れた水で
濡れたコンクリートの階段の映像の記憶がある

今、母に聞いたら
当時2階に住んでいたそうだから記憶は合っていそう

あと役宅の同年代の男の子と
その割にスケバン刑事のヨーヨーで遊んだり
トシちゃん聴きながら踊り狂ったりもしたような、、
違う子かも、、

シブがき隊が 参拝?に来たみたいで
一緒にうつってる写真があった

やっくん ふっくん お母さん
私は、ふっくんに抱っこしてもらっていた

これはまったく記憶なし
写真にもっくんがいなかった!

お父さんの自転車の後ろに乗せられて
近所にあったアップルマートという
コンビニにいく これは楽しい記憶

ここの記憶はこのくらい
その後TOKYO 中央区へ引っ越す

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