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剣客商売を楽しく見るための用語の意味

 最近、昔の江戸時代のドラマにはまっていましてマンガも読んでいますがすごく興味をもちました。

 剣客商売や鬼平犯科帳をみるとき知っておくと理解が深まる用語集です。
知ればきっと江戸時代が面白くなります。知らなくてもストーリーは解りますが知るともっと深くわかります。ホームページで検索した単語の意味も載せました。それぞれ検索すれば出てくるものです。

中間(ちゅうげん)
武士に仕えて雑務に従った者の称。である。
下屋敷(しもやしき)の中間部屋で賭場が行われている。など良く出てくる言葉である。

大名の屋敷には
上屋敷:主に藩主とその妻子など用。江戸城の近くに構えてある。
中屋敷:隠居や世継ぎなど用
下屋敷:国元からの荷を揚げるため主に水辺につくられた蔵屋敷
    そして藩主家族の別邸、遊興の場所という機能


大名とは1万石以上の武士である。
大名にも親藩、譜代、外様がある。
徳川の家臣団には 旗本、御家人が分けてある。
旗本は将軍に直接謁見できる武士である。
御家人は直接の謁見は出来ない武士である。どちらも直参である。
旗本であれば石高によっては殿様と呼ばれている。

浪人は、武士で主君のいないもの


1石は米150kg 

3両1人扶持  1人扶持は1日5合の米 
       1合180g 1日900g×365=328.5kg
サンピンサムライの年収である。
江戸時代では、バカにされた呼称である。「このサンピン野郎!とか」

江戸時代の換算相場は「金1両=銀60匁(もんめ)=銭(銅)4000文」ですので、銀1匁=2166円、1文=32.5円ということになります。

米価から換算した1両の価値は、江戸時代の各時期において差があり、初期の頃で10万円、中~後期で3~5万円、幕末頃は3~4千円になる。


【側用人】そばようにん

将軍に近く仕えて、将軍の命を老中に伝達し、また老中の上申を将軍に取り次ぐ要職。その格式は老中に準ずるが、その職務上の権力は老中をしのいだ。定員は一名(欠くこともある)で、一万石以上の譜代大名が任命された。

大名・旗本などの家で、主君のそば近く仕えて庶務会計などに当たった職。

幕府の最高役職

老中」(ろうじゅう)は江戸幕府の政務を統括する最高職。 必要に応じて、老中の上に「大老」(たいろう)が置かれましたが、大老はあくまでも臨時職であり、常設の役職としては老中が最高の職位でした。

大名の家来
家老」(かろう)は、家臣のなかでもトップクラスの重臣です。

陪臣(ばいしん)

  1. 臣下の臣。またげらい。⇔直参 (じきさん) 

  1. 江戸時代、大名家臣の称。旗本御家人直参と称したのに対する語。

女中と下女の違い

「下女」とどう違うのでしょう。 実は正式には、女中は「上女中」、下女は「下女中」といいます。 下女中を略して下女と一般的に呼ばれていました。 「女中」は商家や上層農家の娘などが、婚前に礼儀作法や家事見習いをかねて数年間奉公に出ることで、いわば本家や豪商のもとでの嫁入り修行の側面が強いものでした。

下男・下女
げなんげじょ

江戸時代、一定の年限を決めて主家に住み込み奉公する者のこと。この時代の奉公形式ではもっとも一般的であり、当初この奉公人を下人(げにん)とよんだが、江戸時代後期になると、この呼び名は廃れ、下男・下女とよばれた。徳川幕府は、人身の永代売買は禁止したが、年季を限定しての人身売買形式は問題としなかった。奉公先に対しては保証人をたてて、年決め契約で雇われるのが普通である。男は薪(まき)割り、走り使いなどの雑用に従事し、女は飯炊き、水仕事などの下働きをした。江戸に出る下女は相模(さがみ)、安房(あわ)あたりからくるが、産物に乏しく困窮農家の多い相州厚木地方の者がもっとも多く、「相模下女」とよばれた。またこの奉公形式の名残(なごり)は明治時代以後まで残った。


女郎(じょろう)
遊郭で、遊客と枕をともにした女。遊女。おいらん。娼妓 (しょうぎ) 。じょろ。

飯炊女(めしたき‐おんな)
① 江戸時代、大坂の新堀・曾根崎新地および道頓堀などの泊茶屋(とまりぢゃや)で、客に酒食の給仕をするとともに、遊女同様の所業も兼ねた女。 新町以外では遊女は認められなかったので、表向きは飯炊女と称し、その数を制限して営業を許可したもの。

湯女 (ゆな)

 江戸初期にはふろ屋に湯女をおいて湯女ぶろと称し,浴客のあかを指で落としたのであかかき女とも呼んだ。1軒に20~30人の湯女を抱え,夕刻以後は着飾って歌舞を演じて遊女と変わらず,その風俗は〈湯女図〉に描かれている。丹前ぶろの勝山などは後年に名を残した。幕府は1軒に湯女3人と制限し,江戸では1657年(明暦3)に全廃して吉原に合併させた。京都,大坂には髪洗女の名でその後も存続し,また各地の温泉場にもそれぞれの俗称をもった湯女がいて接客した。

江戸時代の茶屋とは

江戸時代、上方の遊里で、客に芸者・遊女を呼んで遊ばせた家

遊女

遊女(ゆうじょ、あそびめ)は、遊廓や宿場で男性に性的サービスをする女性のことで、娼婦、売春婦の古い呼称。「客を遊ばせる女」と言う意味が一般的である。

「花魁」とは、吉原遊郭の遊女で位の高い者のこと

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